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●リファレンス機器
・ネットワークDACプリアンプ: ESOTERIC N-05XE
・パワーアンプ: Accuphase A-80
・スピーカー: YAMAHA NS-5000
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ESOTERICの最新XE世代は、以前の世代よりも音楽的な「しなやかさ」が増していると評価されています。Accuphase A-80の濃厚な密度感、そしてNS-5000の精緻な表現力と組み合わさることで、まさに最新のネットワークオーディオが到達した一つの理想形を聴いていただけたのではないでしょうか。
■音の印象■
一聴して感じるのは、演奏空間の中に歌手や楽器の音像が豊かに、そして堂々と描き出されるスケール感の大きさだ。個々の音像は極めて柔らかく繊細な質感に満ちており、特に女性ボーカルやバイオリンの倍音成分が耳に心地よく響く。
特筆すべきは、その柔和な表現の奥に揺るぎない「骨格」と「実在感」が共存している点だ。最新のXE世代らしい解像度の高さを誇りながらも、決して神経質にならず、小編成のクラシックなどではその芳醇な表現力が遺憾なく発揮される。
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ジャンル別試聴(Qobuz音源にて)
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1. 手嶌葵:『AOI WORKS』より「さよならの夏」
歌声は明るく、生命感に溢れている。音像はゆったりと大きく展開されるが、声の芯には確かな骨格があり、一音一音が力強く耳に届く。柔らかさと芯の強さが高い次元で融合しており、非常に聴き応えのある再現だ。
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2. ベートーヴェン:『ヴァイオリン・ソナタ第5番(春)』
バイオリンの弦が擦れる細やかなニュアンスや、ピアノの打鍵に伴うアタック音が極めて自然。最新機らしい情報量の多さを感じさせつつも、音作りが柔らかいため、長時間聴いていても耳が疲れない。楽器の質感を支える骨格も強固で、クラシック再生に不可欠な品位と安心感を与えてくれる。
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3. バルトーク:『管弦楽のための協奏曲』
オーケストラの大編成においても、打楽器や弦楽器の各パートが混濁することなく、整然と空間に配置される。最新のデジタル処理技術の恩恵か、複雑な曲のニュアンスも極めて平易に解きほぐしてくれる。分析的になりすぎず、肩肘を張らずに音楽の核心に浸れる快感がある。
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