

MONITOR AUDIOは1972年に創業し、PL-300はその優秀さとリーゾナブルな価格から話題を呼びました。ジャズを再現するのに「JBLのモニタースピーカーと対比して考慮するリスナーも多かった」と記憶しています。前世代より、プリーツ型振動板(リボン型)を採用し、高域の低歪化が図られているので、どのように変化したか試聴してみました。また比較対象スピーカーとして、YAMAHA NS-5000を使用しました。
1)プリーツ型(リボン型?)振動板の採用。歪が無くリアルなサウンド。ドーム型ツイッターの8倍の面積を持ち、出力はドーム型ツイッターの1/8ですむ。
2)放射特性(放射パターン)の改善。
3)ドライバーの構造。振動板表面はセラミックコートのアルミとマグネシウムの合金、コアは NOMEX素材のハニカム構造 裏面は カーボンファイバー織布。
4)ドライバーとキャビネットの間にアルミニウムフレームを挿入。
5)キャビネットは内側にダンピング被覆剤をコート。ドライバーをテンションロッドで背面に固定。付属器具で、テンション圧を調整できる。
・プリアンプ:Accuphase/C-2900
・パワーアンプ:Accuphase/A-75
・CDプレーヤー:Accuphase/DP-750
・比較試聴スピーカー:YAMAHA/NS-5000
ーPlatinum 200 3Gー
Accuphase系の駆動では、音が太く、明瞭で、中域音が前に出てエネルギーを大いに感ずる音作り。女性ボーカルやピアノのしっとり感や、余韻等の繊細な表現は少ない。定位は明瞭で、演奏会場の横方向の広がりを明確に表現する。POPS、ロック、ジャズ等の瞬発力、躍動感、エネルギー感を再現するのに向いたスピーカーだと思います。
ーNS-5000ー
音が繊細で反応性が高く、音色の美しさを備え、音域のバランスが良く、余韻や叙情性を十分に再現する。音楽のオールジャンルな再現能力も高く、エネルギー感が要求されるソースでもボリュームを上げることで、それなりの迫力で再現してくれる。演奏の空間的広がりも再現する。CDの録音の優劣も、明確に再現し、奥深い能力を持っている。
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1)JPOP:女性ボーカルと伴奏のチェロの弓引き
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音像が明瞭で解像力高く、一音一音がクッキリ、ハッキリで、音が前に出てくる積極的な音作り。しっとり感や情緒性は控えめ。中域がはっきり出ている。低音の深みは薄い。音像のバランスは良好。
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2)JAZZ VOCAL:女性ボーカルと、伴奏のジャズトリオ
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積極的に前に出てくるような音作り。しかも、一音一音のクッキリ、ハッキリ度は、相当な物。録音の良好なCDの低音の深さは迫力がある。定位は良好で、伴奏とのバランスも良好。音像も引き締まっていて、明快。中域の密度が高く、充実している。落ち着きよりも元気な鳴り方。他のスピーカーに見られるようなしっと感はなく、エネルギー感を大いに感ずる。
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3)JAZZ:ビッグバンドを背景にしたアルトサックスのソロ
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アルトサックスの質感が良い。積極的に音が前に出てくる。デジタル音よりもアナログ音に近い感じがする。音は滑らかで、音の分離は良いが、奥行き感は薄い。演奏会場の横への広がりと、音の分離は優れたものを感じる。ジャズのエネルギーを感ずる
。
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4)CLASSIC PIANO:ピアノソロ、グラモフォンの録音
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ピアノの音が明快で、音像が空間の中に過不足なく再現される。一音一音が非常に明瞭で、元気がある。ピアノを弾く指の動きが迫力を持ってくる。明快でメリハリがあり、元気良すぎるようで、クラシックの尊厳さを感ずるものでは無い。しかし、旋律の美しさは如実に分かる。
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5) CLASSIC VIOLIN:オーケストラとバイオリンの協奏曲、グラモフォンの録音
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クラシックに明瞭さを求めるなら、一番、音のはっきりしたスピーカー。しかし、根本的な音の解像度や密度感は持っていて、4KTVの画面を見るよう。クラシックには、もう少ししっとりした叙情性が欲しい。オーケストラのダイナミックな迫力を感ずる。たくましさ、骨格の太さ、明確さ、元気の良さを感ずるが、一音一音の解像力はしっかりしている。
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1)JPOP:女性ボーカルと伴奏のチェロの弓引き
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全体的なバランスが良好、音像が明瞭で、しかも、しっとりした情緒や、音楽の余韻を、過不足なく再現する。明瞭な音像が、実存感をもって、落ち着いて再現される。上質感に包まれる。やはり、YAMAHAのフラッグシップモデルだけある
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2)JAZZ VOCAL:女性ボーカルと、伴奏のジャズトリオ
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解像力の高さから音像が、実存感があり、ライブハウスの空間的広がりや雰囲気が分かる。伴奏のピアノと歌手とのバランス、位置関係、空間的奥行き感などが感じられる。普段、YAMAHAはおとなしいと言っているが、ボリュームを上げれば、それなりに充実している。
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3)JAZZ:ビッグバンドを背景にしたアルトサックスのソロ
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空間的広がりも、低音の迫力も十分にあり、アルトサックスの質感、厚み、躍動感も大いに感じ、音の切れも自然でレンジも十分広い。ジャズの野性味や荒っぽさも表現する。迫力のあるジャズ。
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4)CLASSIC PIANO:ピアノソロ、グラモフォンの録音
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ピアノの音がしっとりとした美しさを持って再現される。バランスの良い低域が出て存在感がある。演奏家の指の動きが手に取るように分かり、演奏の表情やスケール感を表現し、落ち着きがあり、品の良いクラシックピアノ。ピアノが出す重低音も再現する。
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5) CLASSIC VIOLIN:オーケストラとバイオリンの協奏曲、グラモフォンの録音
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決して淡白な表現ではなく、しっとりとした音がボリュームを上げると力強さを感ずる。バイオリンが、しっとりと艶やかで、悩ましく引き込まれるような演奏を再現する。技巧のすべてが伝わって来る。オーケストラと一体となった演奏の質の高さは、素晴らしい物がある。演奏会場の空間的な広がりを再現している。
Platinum 200 3Gを聴くとジャズを聴きたくなります。ブルーノートを代表するSONNY CLARK のCOOL STRUTTIN’です。ソニークラークの、シングルトーンのスイング感が好きで、ジャケット写真のように気取って小粋に歩く足音が聞こえてくるようです。
私の好きなのは、BLUE MINOR です。
■■BLUE GIANT 映画版
以前(2020年、8、9、10月)試聴レポートで取り上げた「BLUE GIANT」の映画を、静岡セノバ、シネシティザートの臨場感体感シアターで見て来た。映画監督、立川譲、脚本はNUMBER 8、アニメーション制作は、スタジオ NUT、音楽担当は上原ひろみで、上原ひろみ自身も、ピアノを弾き、テナーサックスは馬場智章、ドラムは石若駿が担当している。漫画では主人公の成長の過程を時系列に追っているが、映画では主人公、宮本大の上京から始まり、SO BLUEの舞台で演奏するまでの節目節目を描き、仙台時代のジャズへの覚醒や人々との交わりを回想として挿入している。音楽は上原ひろみのピアノの上手さにハッとされるし、馬場智章のテナーサックスもコルトレーンばりの激しさを見せる、石若駿のドラムも圧巻なソロを叩く。物語のエンディングは、漫画とは違っていて、交通事故にあってSO BLUEに出演できなくなったピアノの沢辺が、アンコールに登場し左手一本でピアノを弾く。上原ひろみも、左手で弾いているのだろうか、と思う。シングルトーンの綺麗な旋律のピアノであった。音楽に全てをかける情熱とひたむきさに感動した2時間でした。この映画に共感した声が多かったです。
尚、臨場感体感シアターの音響は、ダイナミックな迫力は感ずるもの、鋭角的な響きでは無く、マイルドで聴きやすいものでした。ピアノや、トランペットの響きは存在感がありました。
※漫画 BLUE GIANTの詳細については、試聴レポート2020年、8、9、10月の項を参照してください。
●BLUE GIANT 1~3巻(2020年08月レポート)
●BLUE GIANT 4~6巻(2020年09月レポート)
●BLUE GIANT 7~10巻(2020年10月レポート)

■AVBOX店内2階フロアーの棚内に「BLUE GIANT漫画1~10巻」がございますので、ご自由にお読みいただけます。(スタッフより)
ラナンキュラスには「合格」という花言葉があるようで、受験シーズンの合格祈願に贈る花としても用いられるみたいです。またラナンキュラスは様々な色の花を咲かせるので色別の花言葉もあるようで、各色の花言葉に因んでプレゼントするのもいいかもしれませんね。店内にあるラナンキュラスも色とりどり、花びらが丸く重なったシルエットが優しげで、ふんわりと気持ちが和みます。
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