TAD M1000TX C1000 試聴レポート

TAD M1000TX C1000 試聴レポート

試聴レポート~お客様より~2025年8月(1)

TAD M1000TX C1000

TADは、パイオニアのプロフェッショナルユーズ部門としてスタートし、世界各国の録音スタジオ等に機材の提供を行ってきた会社である。世界の競合メーカーと伍する為、その性能は非常にシビアで高価なものであった。近年、一般庶民でも手が届くかなと思われるような価格の製品を作り出して来て、プロユーズの性能を身近で味わえる存在になってくれている。非常にありがたい。プロが要求する世界はどのようなものかを肌で感じられるのは、オーディを趣味に持つ人間にとって、憧れである。

技術的特徴

【TAD-M1000TX/パワーアンプ】
●入力から出力まで、2台のアンプをバランス接続。電源を独立設計。電源トランスや基板パターン、配線まで対称設計
● 高音質アナログ電源:トロイダル且つドロッパ方式電源。伝送路の低インピーダンス化。巻き線直出しトランス。トロイダルコアの断面は、スクエア型からリング型に変更。オリジナルコンデンサ 33,000μF×4台
●クラスD回路 DIRECT FETにより、90%以上の高効率特性を達成。強靭でハイスピード、しなやかさと艶やかさを併せ持つ
●振動制御:S-TADによる3点インシュレーター 大型スピーカー端子
● BI-AMP接続可

【TAD-C1000/プリアンプ】
●高純度プリアンプ回路:フラットアンプ部には、1段増幅電流帰還型アンプを採用。増幅素子を必要最小限とする。初段FETは、一個一個の特性を測定し、+側と−側の素子をペアリングする。バッファアンプにペアリング選別したFETを使用
● 高精度ボールベアリング内臓のボリューム
●対象構造の基盤:Lチャンネル.Rチャンネルの基盤をセンターから分離し、回路、部品、電源トランス、端子も対称性を考慮している
● S-TADによる3点支持インスレーター:設置面積を小さくするための、点接点構造
●真鍮製トランス台座の採用:6mm厚のベース。瞬発力を高め、躍動感に寄与
●電源:AUDIO系と制御用のトランスを搭載。AUDIO用はLチャンネル、Rチャンネルの独立巻き線トランスで、内部巻き線を直出しし、接点を削減
●ラダー抵抗切り替え電子ボリュームの採用。非磁性部品の採用

リファレンス機器

●SACDプレーヤー:marantz/SACD10
●スピーカー:YAMAHA/NS-5000

TAD M1000TX C1000 試聴

音の印象

音を聴いてまず感ずるのは、開放的な演奏空間に広がる音の重みと尊厳性である。ビッグバンドやオーケストラでは、構成楽器の音像が分離独立し、滲みなく、重厚感をベースに演奏される。これがまさにライブ会場に居るかのような臨場感を醸し出す。作られる音像は、反応性高く繊細で、歌手の歌唱への思いや、歌詞に込めた情熱を如実に感じられる。作曲家の思想や情緒がストレートに味わえる。低音が作られたものでは無く、記録そのもののように感ずる。あえて言えば若い女性の声や、バイオリンの響きがチョット重く感じられるが、音楽性は損なわれない。優秀録音のCDの再現性は秀でていて、ジャンルを問わず聴き応えがある。聴きなじんだCDから、新たな発見が期待できる気がする。

TAD M1000TX C1000 試聴 TAD M1000TX C1000 試聴

ジャンル別試聴

-------------------------
1)手嶌葵 Aoi Worksより さよならの夏
--------------------------
音像は明瞭で、厚みがあり、深い尊厳性を感ずる。手嶌の歌声が神々しく感ずる。スケールが大きく、重厚感と、ダイナミズムを感ずる。ライブ会場の臨場感を感じ、本物らしいリアリティがある。曲の持つ哀愁感、せつなさを感ずる。快活な音では無い。

-------------------------
2)Sinne Eeg Face The Musicより月光のいたずら
--------------------------
音の重みと開放感が両立している。一音一音明瞭でシーネイの野性味、色気、歌唱の実力が十二分に表現される。各伴奏楽器も分離良く、ピアノも重みをもって再現される。音に曖昧さはなく、強調されたところもなく、音像がリアル。音に重みがあるが作る空間は開放感あふれ、聴きやすい。艶やかでゴージャスな雰囲気で酔わせてくれる。

-------------------------
3)Manhattan Jazz Orchestra SING SING SINGよりSING SING SING
--------------------------
NS-5000がバリバリ鳴る。音像の分離が明瞭で音像の重みが感じられ、ビッグバンドジャズの演奏会場に居るかのような臨場感を感ずる。木管楽器の質感がストレートに伝わる。

-------------------------
4)Beethoven:The Violin Sonatas Sonatas5
--------------------------
重みのある音で、尊厳性を感ずるクラシック。色付けは無く、CDの音色をそのまま出している音。音の分離良く、音楽のダイナミズムを過不足なく伝える。ちょっと力強いか、と思うが、曲が分かりやすい。

-------------------------
5)Mussorgsky 展覧会の絵 よりプロムナード、こびと
--------------------------
管弦楽の演奏の冒頭のから曲に引き込まれる。オーケストラ会場の重厚さが再現され、絵画を表現する曲の不気味さや、凄みの綾が如実に伝わる。演奏会場で聴いているより、さらにわかりやすいかもしれない。作曲家の曲に込めた思想、オーケストラの演奏能力の高さが如実に伝わる。録音の優れたCDの再現性や、アンプのスピーカーのグリップ力の凄さに圧倒される。

TODAY’SONG

今宵は、ポールチェンバースのBASS ON TOPを聴きます。ジャズには珍しく、ベースの弓引きが一杯詰まったアルバムです。冒頭のYESTEDAYSから始まる低音が地を這うような演奏は、黒人のリズム感の正確さと、それに絡むKENNY BURRELL のギターが秀逸で思わず引き込まれます。TADのプリ、パワーからは、弓と弦が擦れあう生々しい音が聞けそうです。

ポールチェンバース レコードジャケット ポールチェンバース レコード盤

今週の生花:向日葵、瑠璃玉薊、アセビ

フラワーアレンジ>
<br>

</section>

<!------------▲ここまで記事で1段落終える------------->


                   
<!-----------------------------------------▲ここまでで記事内容終了----------------------------------------->
 
<section class=

お問合わせ

特価販売価格、試聴に関するお問い合わせなど、お電話・メール・お見積りフォームにてお待ち申し上げます。

試聴レポート一覧ページへ

店舗のご案内

AVBOX店舗へのご案内