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この度発売のE-3000は、定価450,000円(税抜)と言う比較的リーゾナブルなプリメインアンプである。Accuphaseがここ何年間で開発した新技術「AAVA」「ANCC」「インスツルメーション・アンプ構成」「バランスド・リモート・センシング」を全て取り入れ製品化している。どんな音が聴けるか、いつものリファレンス機で試聴してみた。
●AAVAボリューム:信号の組み合わせで、ボリュームを調整。
●従来AAVAボリュームに隣接していた入力バッファーアンプ(5-MCS)を入力端子の近くに移動させ、外来ノイズの影響を抑制。5-MCSは高性能アンプを5回路並列動作させ、低インピダンスと高SN比を実現している。
●ANCC 主アンプのノイズと歪を副アンプで打ち消す回路。
●インスツルメーション・アンプ構成のパワーアンプ部 +側とー側の入力インピダンスが等しく、外来ノイズの除去能力に優れる。
●バランスド・リモート・センシング スピーカー端子の直近から信号とGNDに帰還をかけ、ダンピングファクターを向上
●パワートランジスターの3パラレルプッシュプルAB級動作
●100W/8Ω
●ダンピンファクター600
●SACDプレーヤー:marantz/SACD10
●スピーカー:YAMAHA/NS-5000
繊細一辺倒であったアキュフェーズの音が、ふくよかで太く、押し出し感の強い音に変わった。S/N比が高く、ノイズ感が無く、繊細さと力強さが同居している。ビッグバンドジャズは、ガッツあふれる音で、音を体で感じたい人には打って付け。クラシックバイオリンは元気で明るい。しっとりした味わいや静寂感は少ない。オーケストラはエネルギー感やスケール感を感じるが、クラシックの尊厳性を損なうものでは無い。
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1)手嶌葵 Aoi Worksより さよならの夏
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繊細一辺倒であったアキュフェーズの音が、ふくよかな音にチョット変化した。肉付き感があり、本物の声に近い様な声である。発声やピアノの響きに生々しさを感ずる。S/N比が高く、背景の静かさを感じ、音場の奥行き感も感ずる。音の押し出し感は強い。キーンと張りつめた様な雰囲気はやや薄い。
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2)Sinne Eeg Face The Musicより月光のいたずら
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発声が力強く、音が太く感じ、中音や低音の押し出し感が強い。S/N比が高く、静かな背景から声が浮かび上がる。繊細な音と力強い音が同居している。定位は明瞭で、各伴奏楽器の立ち位置も明瞭。音は躍動感に満ちている。明るくガッツのあるアキュフェーズトーンである。聴く楽しさが伝わってくる。
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3)Manhattan Jazz Orchestra SING SING SINGよりSING SING SING
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YAMAHAスピーカーがバリバリ鳴り、ビッグバンドのガッツあふれる音が聴ける。アキュフェーズトーンに太さと力強さが加わった。音の雰囲気にのみ込まれる。太くなった反面、木管楽器の細やかな質感等は大味になっている。各楽器の分離は良く、低音の再現も生々しいが、分析的に聴かせる音では無い。馬力があり、音を体で浴びたい人には打って付けである。
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4)Beethoven:The Violin Sonatas Sonatas5
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元気が良く、明るいバイオリンソナタで、ピアノも艶やかで躍動的に響く。音は明瞭で、旋律の味わいは深く、曲のイメージは分かりやすい。クラシックの尊厳性は程々に味わえる。叙情性やしっとりとした味わい。静寂感は無いが、おとなしいスピーカーにはバランスが良いと想像がつく。高域の綺麗さと繊細さは、従来のアキュフェーズトーンで、中低域に太くどっしり感がある。
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5)Mussorgsky 展覧会の絵 よりプロムナード、こびと
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クラシックコンサートのエネルギー感や迫力、オーケストラホールのスケール感を感ずる。明るい響き、曲の持つ暗さや不気味さは相殺される。華やかで力強く、程々に分解性があり、音像は明瞭である。元気があると言っても、クラシックの尊厳性を損なうものでは無い。上級機種に比べると音は少し粗いか、それを力強く別の魅力に変換してある。
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6)Tina Brooks トゥルーブルーよりグッドオールドソウル
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YAMAHAで聴くブルーノートも、ガッツある明るい音である。アキュフェーズシリーズの中では、ジャズに乗れる音である。土臭さも十分に感ずる。テナーのサブトーンも魅力的に響く。ブルーノートは元々、繊細な音作りでは無いので、ジャズを味あうのに十分な雰囲気を提供してくれる。バックのドラムやピアノの立ち位置も明瞭で、ジャズのダイナミズムも感ずる。
今宵はデクスターゴードンの「OUR MAN IN PARIS」 を聴きます。太く、密度が濃く、豪快に、ノリノリのテナーを聴かせます。音のシャワーに引き込まれます。
ご近所さんからいただいたお花を生けました。白いレースのような花姿のオルラヤ・グランディフローラは、春から夏にかけて開花し、こぼれタネでも増え、手も掛からず毎年楽しめるそうです。シルバーリーフ代表格の白銀の葉を持つ白妙菊は寄せ植えにすると、どのような種類の花とも相性が良いということで、道行く人を楽しませてくれる花々を、日々お手入れされているご近所さんの姿には頭が下がります。
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