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Harbeth
Super HL5 plus XD
ハーベスXDシリーズ
フラグシップ

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Harbeth-Super HL5 plus XD

Harbeth Super HL5 plus XD 3ウェイ3スピーカー フロント・バスレフ型
標準価格:¥1,210,000/ペア税込み

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極上の音楽体験に向けて進化を果たしたフラグシップ
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---------試聴レビュー---------
柔らかで艶やかな繊細な音を想像していたが違っていた。このシステム(LUXMAN D-07X+L-509Z)から聴ける音は、クールで凄みがある。しかし、声や楽器の表情は豊かで、繊細さやまろやかさも併せ持っている。角の取れた音で、鋭さを感じる音では無いが、クラシック音楽の作曲者の楽譜に込めた意図を感じるのに十分な鳴り方。LUXMAN D-07X, L-509Zの音の影響を受けているのか、と思うが、いずれにしてもCDプレーヤーやプリメインアンプの音を反映させる繊細な性能を持っている。
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専用スタンド:HSS-5   幅322 x 高さ390 x 奥行300mm ¥79,200(2台1組/税込)

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研鑽の積み重ねから生まれた新しい提案
構成やエンクロージャーなどに大きな変更を加えることなく、従来のラインナップをさらなる高みへ押し上げるために重ねられた、小さな研鑽。そこから生まれたのが「XD」シリーズです。「XD」とは”extended Definition"すなわち、分解能、解像度の大幅な向上。スピーカーの挙動に関する最新の知見を鮮烈な音楽体験に活かすハーベスの意志が「XD」の名称に込められています。

極上の音楽体験に向けて進化を果たしたフラグシップ
音づくりにおいて最も重要な、中・低域を担うのは200mm口径ドライバー・ユニット。ポリマー素材配合を、中心から周辺にかけて微妙に変えることで表面の分割振動などを低減する”RADIAL2”ダイアフラムは、XDシリーズにおいてさらに精度を高め、ダイナミックにして繊細な再現性のキーテクノロジーとなっています。高域ドライバー・ユニットは25mm口径アルミニウム・ハードドーム。伝統のフェロフルード・クーリングによる優れた耐入力、ロー・レベルでも変わらぬ音の透明感、みずみずしくエネルギー感に満ちた高域再生を実現します。これを補完するのはカスタムメイドのチタニウム・ハードドーム。長時間のリスニングでも聴き疲れすることのないナチュラルでスムーズな再現性には、プロユース・モデルの開発で培われたハーベスの力量が反映されています。

RADIAL Revolution
ハーベスならではの透明で明瞭なサウンドをつくり出しているのは、独自の”RADIAL”コーン・テクノロジー。そのダイアフラムの鏡面のような仕上げは、ハーベスの洗練された金型技術によって、液体ポリマーが滑らかに成型されたものであることを物語っています。ポリマー素材には無数の選択肢があり、それぞれに特質がありますが、ハーベスは、その中からナチュラルなサウンドを生み出す3つの種類を厳選しました。可聴帯域全体にわたって最適な機械的・音響的な特性が得られるよう、それらを最適な割合で調合する、その素材科学こそが、ハーベスの音を比類ないものにしているのです。

【主な仕様】

型式 3ウェイ3スピーカー フロント・バスレフ型
ユニット 中・低域 200mm口径"RADIAL2” コンポジット・コーン型
ユニット 高域 25mm口径"RADIAL2” カスタムメイド・アルミニウム・ハードドーム型”Open Weave”グリル装着
ユニット 超高域 20mm口径カスタムメイド・チタニウム・ハードドーム型 保護カバー付き
周波数特性 40Hz~20kHz(±3db)
クロスオーバー周波数 3.5kHz 12kHz(18db/oct.)
出力音圧レベル 86db/W/m
インピーダンス 6Ω
外形寸法 幅322 ✕ 高さ635 ✕ 奥行300mm(奥行最大321mm)
質量 15.8kg
入力端子 バナナ・プラグ対応 シングル接続
仕上げ チェリー

【Harbeth Super HL5 plus XDをもっと詳しく】

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LUXMAN D-07X/ハーベスSuper HL5 plus XD

今回は、LUXMANのCDプレーヤー「D-07X」とプリメインアンプ「L-509Z」を使用し、スピーカーは、従来から相性の良い組み合わせと言われた「Harbeth」を試聴してみる。Harbethは、1977年創業のイギリス製スピーカーで、威厳と確信に満ちている。Harbeth COMPACT 7 ES3 は30年間大きなモデルチェンジをしていない。スピーカーの外装に、華美な装飾は施さず、表される音にのみ存在感を示すと言われている。この度、Harbethは、久しぶりにXDへとモデルチェンジした。Harbethは、コーン紙がポリプロピレンなので、ダンピングファクターの高いアンプが必要と言われてきた。D-07XとL509Zの組み合わせから聴ける音はいかがであろうか? 雑誌ではこの組み合わせは、生演奏の柔らかな響きと空気感まで再現すると言う。

技術的特徴

【Harbeth Super HL5 plus XD】
●中低域 200mmコンポジットコーン:ポリマー素材の配合量を、中心から周辺にかけて微妙に変化させ、分割振動を低減し、堅牢性と軽量性を両立させる
●高域 25mmアルミニウムハードドーム
●超高域 20mmチタニウムハードドーム
●周波数特性 40hz~20kHz
●音圧レベル 86㏈
●重量 15.8kg  箱鳴りを利用した音作り

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【LUXMAN D-07X】
●ローム社製DACチップ BD34301EKVを2基搭載。
●UBS入力:PCM768khz/32bit、DSD22.4Mhz 専用ソフトにより伝送負荷を平準化
●MQA規格に対応
●クロック:発信周波数付近のノイズを限界まで低減する、高精度、低ジッターの超低位相雑音モジュールを2系統搭載
●SACD,DSD再生時に音質を選択可能な2モードのアナログFIRフィルター内蔵
●非対象のレイアウト構造:信号の最短かつ理想的な経路、重量バランス、アナログ回路の為の容量確保
●LxDTM-i構造で、高鋼性とディスクドライブ部分の外来振動を遮断。高精度で安定した信号読み取り性能を実現
●モノラルモードで動作させたDACの出力を、I/V変換とディスクリート部品で構成したバッファー回路により、音楽信号を低インピーダンス化
●可聴帯域外のフィルター処理は、バッファー回路内で行う

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【LUXMAN L-509Z】
●増幅帰還エンジンLIFES:増幅回路で発生した歪成分だけを主アンプにフィールドバックすることで、静特性を実現。プリ部、パワー部に搭載
●600VAのEIカスタムトランス。10,000Μf×8本の大容量コンデンサー
●高音質フォノアンプ搭載
●トーンコントロール BASS/MIDDLE/TREBLE
●オーディオ基盤 レジスト被覆を廃する
●ダンピングファクター 330
●LUCUA-EX ボリューム:独立の固定抵抗を電子制御するアッテネーター方式

リファレンス機器

●CDプレーヤー:LUXMAN/D-07X
●プリメインアンプ:LUXMAN/L-509Z
●スピーカー:Harbeth/Super HL5 plus XD

LUXMAN D-07X Super HL5 plus XD 試聴

音の印象

上記の組み合わせは、柔らかで艶やかな繊細な音を想像していたが違っていた。このシステムから聴ける音は、クールで凄みがある。しかし、声や楽器の表情は豊かで、繊細さやまろやかさも併せ持っている。角の取れた音で、鋭さを感じる音では無いが、クラシック音楽の作曲者の楽譜に込めた意図を感じるのに十分な鳴り方。LUXMAN D-07X, L-509Zの音の影響を受けているのか、と思うが、いずれにしてもCDプレーヤーやプリメインアンプの音を反映させる繊細な性能を持っている。

LUXMAN D-07X Super HL5 plus XD 試聴

LUXMAN D-07X Super HL5 plus XD 試聴

ジャンル別試聴

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1)手嶌葵 Aoi Worksより さよならの夏
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音は若干細く、繊細になり、静かな落ち着きを感じる。音楽の会場の奥行きを感じる。しかし、声、楽器の表情は豊かであり綺麗な音である。高域から低域までバランス良い音である。

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2)Sinne Eeg Face The Musicより月光のいたずら
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音に凄みや野生を感じると共に、声やピアノの音にまろやかな質感を感じる。クールな鳴り方にジャズボーカルの逞しさを感じる。ピアノもアタックが鋭く、音楽の切れが良く、声と伴奏のバランスが取れている。D-07XはCDに記録された情報を全て出しているようで、再現性の高さを感じる。 

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3)Manhattan Jazz Orchestra SING SING SINGよりSING SING SING
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クールな鳴り方でジャズバンドの再現に迫力がある。低音の凄みも大いに感じ、逞しさが感じられる。非常に反応性の良い音。決して鋭い音では無いが、柔らかくもなく、不満を抱くものでも無い。各々の楽器も分離良く、音楽全体が自然に調和している。木、金管楽器の質感も良好。ドラムのアタック音が少しゆるく感じる。音は精緻だが、若干、音のエッジを緩めに作ってある。音楽の持つバランスは良好。

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4)Beethoven:The Violin Sonatas Sonatas5
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多少の角が取れた音と、クールな鳴り方がクラシックの音楽性を高める。バイオリンとピアノの演奏は明瞭で、調和して見事。クラシック音楽が持つ厳粛性、品位の高さを表現してくる。バイオリンの弓が弦に触れる表情やピアノの鍵盤を叩く音が、優しく、そして、鮮やかで、ベートーベンの音楽に込めた意図と、演奏技術の高さに引き込まれる。演奏会場で聴いている奥行きを感じる。クラシックの音楽性を感じるのに十分である。

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5)Mussorgsky 展覧会の絵 よりプロムナード、こびと
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オーケストラ会場からの演奏が、厳粛に、厳かに響いてくる。各楽器の演奏は明瞭で、交じり合わない。CD内の情報の再現性の高さを感じる。音楽の重厚さを感じる。高域から低域のバランス良好。

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2024年6月(3)  試聴レポート

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