ブランド史上最も伝説的なターンテーブルの1つを復活
オリジナルの TD124は1957年に発表され、世界中の無数の放送スタジオで何十年も使用され、野心的な音楽愛好家も、この高精度ターンテーブルをすぐに発見し、今日までTD124の熱心なファン層が愛用し続けている。トーレンスは新しいTD124DDにより、ブランド史上最も伝説的なターンテーブルの1つを復活。TD124 のオリジナル コンセプトは、現代的なアプローチを使用して大幅に改良され、比類のない再生品質を実現。

新開発12極高精度ダイレクトドライブ・モーター
完全に新規開発したTD124DDで、伝統を革新的なテクノロジーで継承。ピュアなデザインと基本構造はオリジナルを踏襲してるが、高さ調整可能なダイキャスト・アルミニウム・シャーシは振動減衰ゴムの上に置かれています。

新しいTD 124DD は、押し出しの良い音を特長とした、アイドラーとベルトを備えたオリジナルのドライブの代わりに、音調を継承しつつ優れた特性を有するDelrinベアリング・ミラー装備の新開発のトーレンス12極高精度ダイレクトドライブ・モーターを使用。 これにより強力なトルクが得られ、正確な速度制御が可能になり、ドライブからの不要な振動がプラッターから遠ざけられます。

ウェイテッドの IEC ワウ・フラッター は 0.04% 以下で、レコードの公差により、かろうじて測定可能。

メカニカル・プラッター・ブレーキを備えたダブル・プラッターは、電子モーター・ブレーキを備えた 質量3.5 kg の非磁性アルミニウム・プラッターに置き換えられました。

新開発ダイナミック・バランス型トーンアーム TP124
トーンアームTP124もオリジナルの機能性を継承しながらも、新たに設計。
選択したカートリッジに合わせてすべてのパラメータを正確に調整でき、ルビー・ベアリングを備えた革新的なアンチ・スケーティング機構と、針のスムーズな上げ下ろしを容易にする、特許取得済みの電動トーンアームリフターを備えています。

TP124は、スプリングを用いて針圧の加圧を行うダイナミック・バランス型トーンアームです。カウンターウェイトはゼロバランスを取るためだけに使用。水平軸受には特殊オイルを使用した高精度日本製ボールベアリングを使用しています。

広範な調整オプションに加えて、同梱のヘッドシェルは、カートリッジの選択に関して非常に柔軟性があります。TD124DDには、SPUカートリッジに適合する、重めのカウンターウェイトも付属しています 業務用のスタジオアーム同様に、針圧の調整はトーンアーム のカプセルの下に配置されたスプリングによって行われま す。 ベアリング上部のダイヤルを設定するだけです。

アジマスも、2.5 mm 六角レンチでカバーの下で設定され ます。 内部の柔軟性の高いOFC 銅線は慎重なリスニング テストを経て選択されました。

外部リニア電源、XLR バランス接続
新しいTD 124DD を開発する際に、あらゆる細部に注意を払い、サウンドパフォーマンスにおける最高の要求を 確実に満たすようにしています。

高品質の外部リニア電源ユニットも最新の設計で新開発しました。この外部電源には、余裕のあるサイズのトロイダ ル・トランスを採用し、既存のフィルタリング容量とともに、想像しうるあらゆる動作条件下で必要な電圧を供給しま す。 これにより、電源の問題による音楽信号のわずかな乱れも確実に排除されます。

アンバランス出力に加えて、バランス XLR コネクターも装備しています。フォノ信号は大幅に増幅する必要がある ため、電気的干渉に対して特に敏感です。MC カートリッジを使用し、XLR ソケットを介したバランス接続により、フ ォノ・プリアンプを備えたハイエンド・システムにTD 124DD を接続する際に、最適な信号伝送と、可能な限り最高 のサウンドを保証します。

*XLR 端子とRCA 端子の同時接続、同時駆動はできません。

オリジナルTD124 の細部を忠実に再現したこだわり
TD124DD の開発に当たり、外観や機能性はオリジナルに忠実にこだわり、できる限り再現しました。

プラッター一体型のEP アダプター「PUCK」をはじめとして、左部に位置するプ ラッター・ブレーキレバー、プラッターのストロボスコープ、組み込み小型水準器、ピッチコントロールや操作レバーに至るまで、オリジナルそのままを感じていただける仕上げです。

【主な仕様】

【THORENS TD124DDをもっと詳しく】

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