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今回の試聴レポートは、いつもの新製品紹介とは違って、私自身が好きなジャズを聴く為にどんなオーディオ機器を選び、それを、満足感を持って聴く為に、どんな努力を払ったか。AV BOXの敷居をまたいでの、20年間を振り返ってみたいと思います。
私のオーディオを整える目的は、ジャズを聴く為です。ジャズの飾らないたくましさ、力強さを感じながら、一瞬のアドリブに賭ける創造力と緊張感を味わいたいのです。毎月試聴レポートを書いている身にとって、絶えず、オーディオメーカーが提供する美音にさらされてる中で私は、様々な演奏者が奏でる旋律と雰囲気を、ある程度CDやLPレコードから取り出せたらそれで満足です。ただ、スピーカーに関しては、ホーンスピーカーと38cmウーファーが憧れだったので、JBLを選んでいます。ホーンスピーカーの空中に浮かぶような音と、焦点がピタリと合い、各楽器の存在が感じられる鳴り方が好みです。またテナーサックスの胴鳴りやベースのブルン感を感ずるのに、38cmのウーハーは欠かせませんでした。しかし、このスピーカーをある程度使いこなすのに10年もの年月が必要でした。そして以下が現在、自身が所有するシステムです。
・スピーカー「JBL/4338」
・プリアンプ「Accuphase/C-2410」
・パワーアンプ「Accuphase/A-65」
・LPプレーヤー「LUXMAN/PD-171AL」
・トーンアーム「Fidelity-Research/FR-64S」
・カートリッジ 「Phasemation/PP-300 」
・CDプレーヤー「Accuphase/DP-600」
そして、今回のレポートは、以下の構成で書こうと思います。 まず、AVBOXに私の所有するJBLスピーカー「4338」がありましたので、最新のアンプをセッティングした「4338」でジャズ愛聴盤を再生し、それがどんな表情を見せるのか?ヒアリングします。次に、38cmウーハーを変えて、最新の30cmウーハー「JBL/4349」で、代わりは出来ないか?検証します。最後に私蔵のオーディオシステムをどのように自分好みにしてきたかを振り返ります。
再生するアルバムは、私の好きな、「THE AMAZING BUD POWELL VOL.2(ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.2)」「ANTA ODYE & THE THREE SOUNDS(アニタ・オデイ&ザ・スリー・サウンズ)」と、Barney Wilen(バルネ・ウィラン) の「WILD DOGS OF THE RUWENZOR(ワイルド・ドックス・オブザ・ルウェンゾリ)」の3枚を選びました。一応、演奏内容の巾を広げて、ピアノ、ヴォーカル、テナーサックス演奏を取り上げ、Barney Wilenの録音は比較的新しく、1988年です。
■ 「THE AMAZING BUD POWELL VOL.2」:
疾風の如く弾きまくるバド・パウエルのピアノ集の中で、テンポも普通で、くつろいで聴くことのできる作品です。またバラードの哀愁感は、 他の演奏を引き付けない閃きを放っていると思います。
■ 「ANTA ODYE & THE THREE SOUNDS」:
アニタ・オディの妖艶な声に、スリーサウンズのジョン・ルイスの小粋なピアノが絡みます。ライブバーの雰囲気です。
■ 「BARNAY WILEN WILD DOGS OF THE RUWENZORI」:
フランスのテナーサックス奏者。フランス人らしいお洒落で小粋な演奏をします。レコーディングは1988年で、LPレコード製造技術も成熟期にあり、オーディオの実力が分かります。本当はアメリカ東海岸の奏者を選びたかったのですが、録音が古いため見送りました。
■ AVBOXでの試聴
・スピーカー:JBL/4338
・プリアンプ:Accuphase/C-2900
・パワーアンプ:Accuphase/A-75
・アナログプレーヤー:YAMAHA/GT-5000
・カートリッジ:DENON/DL-103
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Accuphaseの最新アンプC-2900とA-75で音出しをすると、10年以上の歳月の技術の進歩を感ずる。音像は繊細になり、質感が深くなる。色彩感は増し、演奏会場の雰囲気まで再現しているようだ。太く、濃厚な音は、JBLのスピーカーを真空管アンプで駆動していた時代の音を再現しているように感じる。しかし、低音は過剰気味で、締まったブルンやズズとなる物とは違う。今回の、AV BOXのJBL4338は一枚のキャスター付きの合板台に乗せられており、明らかに低音が暴れていると感ずる。JBLの38cmウーハーを使いこなすには、それなりの覚悟が必要である。とは言え、そのトータルな雰囲気は、AV BOX試聴室の重厚な床や壁がもたらしているようで、一般家屋の木造のリビングに持ち込み、低音対策をしても同じ音が再現できるかは分からない。
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■ 自宅での試聴
・スピーカー:JBL/4338
・プリアンプ:Accuphase/C-2410
・パワーアンプ:Accuphase/A-65
・アナログプレーヤー:LUXMAN/PD-171
・カートリッジ:Phasemation/PP-300
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私の音は10年に渡って、種々対策をした音です。購入したままだと再生される音は、振動やノイズで膨らんだり、ぼやけたりしますが、私はそれを全て避ける方向に持って行きました。結果、MONO録音の音源は、スピーカー間の真ん中に定位し、STEREO録音は、ほぼ立体的に定位します。重心も低く、テナーサックスやベースの立ち位置もほぼ分かります。ただ、最新アンプで駆動した時の楽器の質感や音の濃厚さ、演奏会場の奥行き感、ゆとり感などは明らかに違います。昔のJBLの音は、弦や声に適性がありませんでしたが、最新アンプは全てのジャンルに適性があるようです。この音を聞くと欲望が膨らみますが、音の記憶は2~3日経つと消えて、また「これでいいや」と思う日々です。
アルバム別でのレポートと、最新の30cmウーハー「JBL/4349」ではどのような鳴り方なのか?感じた結果を書きます。それでは、また!!
静岡市葵区にある城北公園へのスタバ出店が中止になりました。計画書によると、麻機街道沿いに、建物2棟と、ドライブスルーがある駐車場が作られる予定で、その予定地にある「なんじゃもんじゃ」の群生一角が伐採される計画でした。自分も年齢を重ね、「なんじゃもんじゃ」が風に揺れる緑の中に身を置くと、心が癒されていくのを感じます。おしゃれなお店でコーヒーを頂くのも魅力的ですが、年月を重ねた木々が伐採されるというのは、心の一部も切り取られてられてしまうようで、少し耐え難い気がしました。浜松市の浜松城公園にあるスタバと、藤枝市蓮華寺公園にあるスタバを見ると、公園の広さと大型駐車場とのバランスが良く、うなずけますが、城北公園は少し狭すぎます。お洒落な女性やヤングママたちの希望を、静岡市が知恵を絞って最適地を探して欲しいものです。