Sonus faber Minima amator Ⅱ 試聴レポート

Sonus faber Minima amator Ⅱ 試聴レポート

11月の試聴レポートはソナスファーベルの「Minima Amator II(ミニマ・アマトール II)」「Electa Amator(エレクタ・アマトール3)」KEFのLS50の最新モデルとなる「LS50 Meta」 TADの点音源思想を追求したReferenceシリーズのスピーカーシステム「TAD-CR1TX」を順次紹介いたします。

Sonus faber Minima amator Ⅱ 試聴レポート ~お客様より~2020年11月

Sonus faber

ソナスファベールは、1980年、フランコ セルブリンが、北イタリア、ヴィチェンツァで創業したオーディオメーカー。その製品は、工芸品と見紛うばかりの外観を持ち、音楽や絵画が芸術であるように、音自体にも芸術をもたらした。弦楽器は目の前で弾いているかの様な表現力を持っている。現在、経営は、パオロ テツォンに引き継がれ、伝統的なソナスの音は継承されているが、より現代的なソースにも対応する様変革を遂げている。

 レビュー

Minima amator Ⅱ (ミニマ・アマトール2)

風景に例えれば、晩秋のまだ雪の降らない岩山の連なりの様に感ずる。 28mmツイーターと150mmウーファーで構成されたユニットからは、きれいな高音と厚みのある中低音をピラミッドバランスで再現し、知的で洗練され、静かで落ち着いた音楽空間を醸し出す。 小型スピーカーだけあって、スケール感は望めないが、ソナスファベールの伝統音である、バイオリンの響きは人を引き付けて止まない。

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レビュー

■フォルム:ウォルナット無垢材を削り出した、木工品と見舞うばかりの外観
■音質:きれいな高音と厚みのある中低音をピラミッドバランスで再現し、知的で洗練され、静かで落ち着いた音楽空間を醸し出す。スケール感は望めない。
■適合ジャンル:ボーカル クラシック(特に弦楽器)
■リファレンス機材:アキュフェーズ DP-750、C-2450、A-75

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音楽ジャンル別に聴いてみた

◇JPOP:落ち着いた声で分離良く、しっとりと落ち着き格調高い。
◇JAZZ ヴォーカル:他の楽器とも分解性高く、躍動感を感ずるが、落ち着いたジャズ。ライブハウスのざわつき感は出ない。
◇JAZZ :上品で静かで、格調高い表現。小口径のウーファーから、どっしりとした低音が出ている。
◇CLASSIC PIANO:奥行き感のある演奏会場から、ピアノが格調高く再現される。 左手と右手の動きが明確にわかる。演奏の情熱が感じられ、静かだが、なよなよしい音ではない。
◇CLASSIC VIOLIN:バイオリンの音が魅惑的、思わず魅了される。曲のロマンを感ずる。 オーケストラでも、スケール感に不満はない。

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まとめ

総じて静かで落ち着いた音であるが、力強くもあり、心が落ち着く音である。 アンプの選定は、微細な音を表現するものよりも、音の艶やかさを表現するA級アンプや真空管アンプがふさわしいと思う。 今宵は、イタリアのピアニスト、エンリコ ピアリヌンツィのロマンチック感満載のCDを聞きます。

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Today’s song

■■プレイ モリコーネ■■
イタリア映画界の巨匠エンリオ モリコーネの曲をジャズとして演奏したもの。
プレイ モリコーネ ■■ナイト イズ ゴーンバイ■■
スタンダード曲中心、ビルエバンスに似ているがどこか違っている。
ナイト イズ ゴーンバイ

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