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今回は『静岡県ジャズ喫茶巡り第三弾』のレポートをいただきましたのでご紹介いたします。
場所はAVBOXからもほど近い、静岡市駿河区稲川にあるお店です。
お店の名前は『Café MILES』。MILESとは、ジャズを愛する人ならば名前を聞いてすぐに思い浮かべる、モダンジャズの帝王、マイルス・デイヴィスから。お店のオーナー様がマイルスの大ファンとのことで、店内にはマイルスのCDやLP等がたくさんあり、楽しむことができるのだそう。
アットホームな空間で懐かしいあの頃の時代を思い出しながら語り合う。そんな素敵な空間です。
1970年代の、東京、神田神保町には、時間と情熱だけはある学生たちが集まっていた。おーい、茶店に行こうよ。今度行く登山の話、しようぜ。西穂から奥穂まで、縦走だ。ジャンダルム経由だな。待ち合わせは、新宿駅西口改札口。23時45分発、南小谷行に乗るよ。次は、志賀に行ってスキーだ。ジャイアントを直滑降だ。こんな、会話が、飛び交い、神田の街も、古本屋と、スポーツ用品店が、大半を占めていた時代であった。
背景には、マイルスのラウンド アバウト ミッドナイトが流れていた。
静岡市駿河区稲川にある、CAFÉ MILES は、店主が学生時代、神田神保町にあった「響」と言うジャズ喫茶でジャズを覚え、定年退職後地元の静岡で、当時の熱気を再現した様なお店を開いた。
自宅のリビングのような部屋には、JBLの20cmフルレンジスピーカー LE8Tが天井より下げられ、プリメインアンプは、SANSUI AU-607NRA、レコードプレーヤーは、TECHNICS CL-1200MK3 カートリッジは、SHURE M44 である。
このオーディオ装置から流れる音は、長年聴きこんできた、ジャズ喫茶の音だ。瞬発力とエネルギー感に溢れ、音は太く、テナーサックスや、ドラムのシンバルが、リアルに響く。 ベースの弾ける音も、小気味良い。
店主は、店名にもある様に、長年 マイルス ディビスのファンで、幾多のLP、CDコレクションを所有している。
さらに、DVD等の映像のコレクションも凄く、残された映像の多くを保存しているそうだ。
マイルスが、モントルージャズフェスティバルで演奏した、年代別の20枚組のCDと10枚組のDVDは大変貴重な物の様だ。
店内には、液晶TVが備えられ、マイルスのドキュメンタリー映像が見られる。店主の趣味は、後期のマイルスの演奏を、音を大きくして聞くことだそうだ。
CAFÉ MILES は、駅南銀座のはずれにあり、近隣にはマンションが立ち並び、音漏れは大丈夫かと聞くと、この通りは、耐火建築の基準が厳しく、窓も二重窓になっており、全然心配いらないと言っていた。
昔のジャズ喫茶を彷彿させると言っても音だけで、昔の様にスピーカーに向かって椅子が並べられているとか、一切会話禁止という事はない。
カウンターでは、お酒が飲めるし、スピーカー前にはダイニングテーブルが置かれ、6人が談笑出来る様になっている。
昔のジャズ喫茶で出されるコーヒーは味が苦く、煮だしたような物だったが、コーヒーを頼むと、キリマンジャロベースのオリジナルブレンドをミルで挽いてから、フィルターで入れてくれる。
ストレートが美味しい。ワインも南米産のリーゾナブルな物を出してくれる。
又、店主が、かつて訪れたジャズ喫茶のマッチ箱を、籠に無造作に入れている。
知り合いのジャズ喫茶では、額に入れて飾っていますよ、と、お話しした。店主は、そういう使い方もあるのかと、納得された様だ。コレクションが壁に飾られたら、どんなに、綺麗だろうと思う。
静岡市では、かつて何軒ものジャズ喫茶があったが、時代とともにセミプロがライブ演奏を聴かせ、お酒を楽しむライブハウスに変貌していった。
そんな中で、ここCAFÉ MILESは、ジャズやオーディオを愛し、共通の趣味を持った同士が集い、情報を交換し刺激を受け、又、新らたな目標を持つ、そんなくつろぎの場所であり、又、前向きの場でもある様な気がする。
店主はかつて、静岡市役所で、公民館関係のお仕事をされたと言う。
知らない者同士が集う、コミュニケーションの場所づくりは、本業なのだ。いつまでも、和(なごみ)の場を提供して欲しい気がする。
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〒422-8062
静岡市駿河区稲川1-4-17
TEL :090-7696-1417
営業時間:18:00~23:00
定休日: 日曜祝日
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