2019年8月レポート

2019年8月レポートEPISODE 小川理子さん

今回のエピソードは、パナソニックの執行役員でありながら、ご自身もジャズピアニストとして活躍されている「小川理子(おがわみちこ)」さんについてレポートをいただきました。最近では働く女性の憧れとして女性ファッション誌にも取り上げられている小川さん。2014年テクニクスブランドの復活時には総指揮をとられています。
現在、AVBOXではプレミアム・コンパクトステレオシステム「OTTAVA f(オッターヴァフォルテ)SC-C70」を店頭展示中です。ご試聴いただけますので是非ご来店ください。

2019年8月エピソード Technics SC-C70

EPISODE 小川 理子さん ~お客様より~2019年8月(2)

パナソニック執行役員、小川理子(ミチコ)さんは、2014年、オーディオ成長戦略担当理事として、テクニクスブランドの立ち上げを担当し、ダイレクトドライブプレーヤーSL-1200GAEの販売を成功させた。国内では300台を30分で売り切り、海外では900台を5か月で完売させた。テクニクスは、パナソニックの高級ブランドとして販売され、2010年、生産中止となるが、 2014年、再び、立ち上げを行う。パナソニックのモノ作りが、機能重視から、感性重視にシフトしようとしていたときであった。

2019年8月エピソード 小川理子さん

 小川理子さんは、1986年、松下電器産業に入社し、音響研究所に配属され、「人間が再生音を聞いた時どう感じるか」の研究を母体に、音響機器の開発に取り組んでいる。ツインロードホーンスピーカー、フラットパネルスピーカー等の開発にかかわり、当時のパナソニックは、ダイレクトドライブプレーヤーSP-10、バッテリー駆動のプリアンプ、2つのウーファーを背向させ低音の質を向上させたSB-M10000等を生んでいる。
小川さんは、音響研究所で、感性を磨くために、試聴室で、毎日、7時から1時間、音楽を聴き続けている。音響研究所での仕事は、音質を見えるようにする事で、音を「物理特性評価」と人間の耳で聴いた「感性評価」に分ける事である。素晴らしい音がするスピーカーがあり「物理特性」で評価すると、優れていると思われない。では、その違いは、どこからきていて、それを数値に置き換えると何なのかの研究を続けている。
 又、上司らと組み、ジャズバンドを結成し、毎週、ライブハウスで演奏している。アメリカのインターナショナル・マーチ・オブ・ジャズに出演し、スタンディングオベーションを受けている。ジャズピアニストとしても、13枚のCDを録音し、2003年に発売された「IT’S ALL ABOUT LOVE」が、英国「ジャズジャーナル・インターナショナル」で年間ベストアルバムに選ばれる。
  そんな芸術家であり、オーディオの開発者でもある、小川さんは、「良い音とはどういう音ですか」の問いに、「二つの側面を両立する事。一つは音が生まれる瞬間のエネルギーと生命力を感じる事、もう一つは音を長く聞き続けて心地よいと感じること。」と答えている。 
 ただ、残念な事に、テクニクスでは、製品の貸し出しを行っていない。試聴するためには、JR大阪駅前か東京有明のショールームまで出向かなくてはならない。いろいろなメディアで小川さんとテクニクスが取り上げられ、音への興味がわくが、聞くことが出来ない。せめて、地方のオーディオショップへの貸し出し製品があれば、もっと身近に体験できるのにと残念でならない。
 8月23日現在、AV BOXには、一体型コンポOTTAVA (オッターヴァ)F SC-C70の展示品があり、優しく厚みのある低音に包まれた音(小川さんが、製品開発の原点としている、母の胎内で聴いた音をイメージしているかもしれない)を聞くことが出来るので、興味のある方は、来店なさって下さい。
※参照文献:「音の記憶 技術と心をつなげる」小川理子(著) 

2019年8月エピソード Technics SC-C70 2019年8月エピソード Technics SC-C70

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