アキュフェーズDP-450 DP-570 DP-750 試聴レポート

アキュフェーズDP-450 DP-570 DP-750 試聴レポート

アキュフェーズ CDプレーヤー3機種聴き比べ
試聴レポート~お客様より~2021年7月

DP-450 DP-570 DP-750  

アキュフェーズは、中堅CDプレーヤーとして、2020年11月にDP-570、2021年6月にDP-450を発売しました。価格はDP-570が65万円、DP-450は36万円です。大きな違いは、DP-570がCD,SACD対応、DACにESSの9028PRO 4回路並列。DP-450はCD再生専用で、DACにESSの9026PRO 4回路並列しています。上位機種のDP-750(120万円)と、どこに違いがあるか試聴してみました。ちなみに、DP-750はDACに ESS 9028PRO 8回路並列しています。

音の印象 

■DP-450 :CD専用プレーヤー
TVの画面で言えば液晶ハイビジョンの様で、音色はDP-750とイコールであるが、音の細部や鮮度の表現、演奏会場やライブハウスの空気感は、後退する。リファレンスシステムは、非常にセンシティブな機材を使っているので性能差が際立つが、DP-450と相応しいアンプやスピーカーと組み合わせることにより、アキュフェーズの音色を十分に味わえると思う。
Accuphase DP-450 音の印象 Accuphase DP-450 音の印象 Accuphase DP-450 音の印象 Accuphase DP-450 音の印象
■DP-570 :SACDプレーヤー
TVの画面で言えばSONYの液晶4Kを連想する。DP-750、DP-450は落ち着きのある音だが、DP-570は、華やかで若々しい音である。繊細さはDP-750程ではないが、音の滑らかさを感ずる。音像はキリリと締まっていて、メリハリ感を感ずる。ポピュラーミュージック寄りのジャンルに的を絞っているのかな、と思う。
Accuphase DP-570 音の印象 Accuphase DP-570 音の印象 Accuphase DP-570 音の印象 Accuphase DP-570 音の印象 ■DP-750 :SACDプレーヤー
TVの画面で言えば有機EL4Kの様で、森の風景に例えれば、詳細な一本一本の木の描写に加え、森の深さ、木の香り、風の匂いまで感ぜられる様な表現である。アキュフェーズの音色は、既レポートの如く、明るく、華やか、繊細だが、落ち着き感があり、以前のモデルからDP-750は、音が太めになっている。
Accuphase DP-750 音の印象 Accuphase DP-750 音の印象 Accuphase DP-750 音の印象 Accuphase DP-750 音の印象

フォルム

アキュフェーズのすべて機種に共通してるが、オーソドックスなデザインとシャンパンゴールドが上品で、飽ることなく、また他ブランド製品に惑わされることもなく、所有していることへの満足感が高いと言える。

リファレンス機材

プリアンプ:Accuphase/C-2850
パワーアンプ:Accuphase/A-75
スピーカー:YAMAHA/NS5000


Accuphase リファレンス機材
Accuphase リファレンス機材

ジャンル別 試聴レビュー

1)VOCAL
・DP-450 :DP-750に近い音。空間表現が後退する。レンジ感が狭くなる。DP-750に比べて情報量が少なくなる。
・DP-570 :一音一音明瞭で、華やかで明るく上質な音。750に比べ、陰影は平面的になる。レンジは広く、十分な低音も出る。音は中庸の様だが、繊細感は感ずる。華やかな音で生き生きとしている。
・DP-750 :落ち着いた、若干おとなしさを感ずる音。音の綺麗さを感ずる。余韻や、空間表現、雰囲気が出てくる。音の伸びやかさを感じ、音楽の深みを感じる。クラシックにも、上質なムードを醸し出す。

2)JAZZ VOCAL
・DP-450 :落ち着きのある表現。録音の良いCDは、十分満足感が得られる。穏やかな、エネルギー感を感ずる。
・DP-570: 華やかで上質な音。録音の良いCDはそれなりに、再現する。過不足ない。音が明るく、ポピュラー系も満足いく表現。ジャズの躍動感も過不足なく表現する。
・DP-750 :表現が精緻で、音像のデテールがよくわかる。空間表現は深く、楽器の存在、歌手の存在が明瞭になる。

3)JAZZ
・DP-450 :平面的だが、楽器の質感は良くわかる。ジャズも静かになる。躍動感は若干おとなしくなる。しかし、楽器の分離、空間表現は良好。
・DP-570: 華やかで、力強い音。楽器の存在、他の楽器との分離や存在が明確にわかる
・DP-750 :DP-450に比べ、表現の深みを感ずる。楽器の存在感、細部の表現、バックの楽器が明瞭。すべての表現が鮮明になる。

4)CLASSIC PIANO
・DP-450 :クラシックが生き生きと鳴る。落ち着きと若干の華やかさを持っている。ある程度の森厳な雰囲気を感ずる。過不足なく聴けるレベル。
・DP-570 :華やかさを感ずる。左手と右手の表現のバランス良好。クラシックの深み、静かさや落ち着き感は、チョット後退する。
・DP-750: DP-450の音に、華やかさ、精緻、深み、低音の力量を感じ、躍動感が付与されて来る。音楽の立体感や存在感を感ずる。演奏会場の雰囲気が明瞭になる。

5)CLASSIC VIOLIN
・DP-450:音楽の表現は、DP-750に近い。しかし、細部の表現は、若干、粗くなるが決して不満足なレベルでは無い。クラシックの表現に向いている。
・DP-570 :DP-450より情報量が多く、エネルギー感があり、音が力強い。繊細感も出てくる。華やかさ、繊細感も出てくる。しかし、まろやかさや優しさ落ち着きは、少し後退する。
・DP-750 :オーケストラの存在感を感ずる。細部の表現も素晴らしい。実存感ある。バイオリンもオーケストラと一体感あり、一つ一つの音に深みがある。

6)SACD  ダイアナクラール 
・DP-750 :力強さ、落ち着き感出る。情報量多い。 ・DP-570 :力強さはあるが、音像の陰影や細部の表現に差がある。音の情報量が若干少なくなる。

まとめ

アキュフェーズの製品でも、特色の持たせ方が大きく違う、というのが新たな発見でした。アンプやスピーカーを選定していく場合、音質の差を理解したうえで組み合わせる必要があるでしょう。今回はアキュフェーズブランド単体での試聴比較となったので、価格による音質差に重点がいったようです。同じ価格帯の他社製品との比較なら、製品の位置付けや、特色がもっと分かりやすく表現できるのでは。。と思いました。。それにしても、DP-430からフルモデルチェンジし新開発のドライブメカニズムを搭載したCD専用プレーヤー「DP-450」は価格を上回る十分な満足感を得られる製品ではないだろうかと思います。
Accuphase CDプレーヤーレビュー

TODAY’S SONG

今宵は、ジャズピアノでトリオで演奏する場合と、ソロで演奏する場合で、スタイルを大きく変える「キースジャレット」を聴きます。STILL LIVE は、ベース、ドラムとのトリオによる、美しい旋律の躍動感あふれる演奏。STAIR CASE は、ソロピアノで、美しい旋律と爽やかさを感ずる演奏。PARIS CONCERT は、ピアノソロで、クラシック愛好家が好む演奏。バッハやシューマンの曲風を漂わせます。
キースジャレット STILL LIVE キースジャレット STAIR CASE キースジャレット PARIS CONCERT

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Accuphase DP-450 標準価格:396,000円(税込み)
Accuphase DP-570 標準価格:715,000円(税込み)
Accuphase DP-750 標準価格:1,320,000円(税込み)
Accuphase C-2850 標準価格:1,408,000円(税込み)
Accuphase A-75 標準価格:1,320,000円(税込み)

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