Sonus faber Minima amator Ⅱ 試聴レポート

Sonus faber Minima amator Ⅱ 試聴レポート

JBL 4349 スタジオモニター 試聴レポート ~お客様より~2020年12月(2)

JBL

JBLの創業は、アメリカ、カルフォルニアである。黒人が生み出したジャズを忠実に再現するために、アルティックと共に、音楽シーンを彩ってきたメーカーである。その音は、太く厚みが在り、エネルギー感に富んでいて、ジャズの凄みを描いている。

4349

近年のスタジオモニターシリーズは、4333、4343、4344と変化し、ヨーロッパジャズが出現すると、より汎用なタイプになり、4338、4365、4367へと進化した。今回は久しぶりに、30cmのウーファーを持つ、4349である。どんな新しい要素を盛り込んだのか、試聴してみた。
JBL 4349 JBL 4349

レビュー

■音の印象
最新のスピーカーと比べると、音が太く、厚みがある。音像は、落ち着きを感じ、重心が低い。中高音域用の独特のホーンの効果で、空間的広がりが広い。
■フォルム
ブルーバッフル面に、独特の形状をしたホーンと、30cmウーハーがマウントされている。従来の武骨なデザインである。JAZZはお洒落な音楽とは程遠いから、音楽イメージには近いかもしれない。
■適合ジャンル
不思議と思われるが、オールマイティ。
■リファレンス機材
アキュフェーズPD-750、DC-2450、A-75

JBL 4349

音楽ジャンル別に聴いてみた

◇JPOP:声は、落ち着きがあり、太くなり、まろやかさを感ずる。空間表現は、ホーン的な広がりが大きい。低音は十分出ている。
◇JAZZ ヴォーカル:歌手は、声が太く、実存感がある。ベースが迫力ある。乗りが良い。各楽器の表現が、迫力があり、エネルギーを感ずる。
◇JAZZ :太い音が、大味にならないように両立させている。音が作る空間表現が、重みがある。50~60年代のジャズを聴くには、音に味がある。テナーが生き生きとなる。
◇CLASSIC PIANO:音に厚みがあり、ピアノの存在感を際立たせる。クラシックも聴けるJBL。楽器の質感表現がうまい。低音の出方が、ちょっと荒っぽいが迫力がある。
◇CLASSIC VIOLIN:落ち着きがあって、バイオリンの実存感がある。バイオリンの音色は綺麗。バイオリンのやさしさも表現するが、繊細感はない。歪感はない。

まとめ

JBL 4349 幾分JBLらしさは薄れたとは言え、太く厚みのある音はJBLである。オールドJBLはバイオリンの絃の表現は、金属質になってしまい、落ち着きのあるクラシックを聴くことはできなかったが、今回の4349を体感すると、オールマイティな表現力を持っていると感ずる。
JBL 4349 JBL 4349 昔のJBLは、マッキントッシュの C-22+MC-275の真空管アンプが最適だったので、TRIODEのTRZ-300W(300Bのパラシングルアンプ)とMUSASHI(KT150プッシュプル)のアンプを使い試聴してみた。
Triode TRZ-300W/JBL 4349 TRZ-300Wは繊細で美しい音色のアンプ。組み合わせの妙とはこのことで、JBLが水を得たように生き生きと鳴りだし、音像が艶やかにキリッと締まる。ジャズはジャズらしく、クラッシックは上品に繊細に、ジャンルを問わない。
JBL 4349 又、MUSASHIは、さらに音が、太く厚みがあり、エネルギー感があふれ、古いジャズでは実存感が増す。ただ、SACDの様な最新録音の音源だと、低音のエネルギー感が出過ぎるきらいがある。
従来のJBLの38cmウーハーは、締まりよく鳴らすのに、試行錯誤を伴なうので、簡単に良い音を出すには、30cmウーハーに真空管アンプが、より近道かもしれません。
*TRIOD のアンプは次回詳しく取り上げます。
JBL 4349 JBL 4349 JBL 4349 今宵は、BLUENOTE 1500シリーズから ソニークラークのクールストラッテンとキャノンボールアダレーのサムシンエルスを聴きます。典型的なハードバップジャズです。

Today’s song

■■ソニー・クラーク クール・ストラッティン ■■
ソニークラーク クールストラッテン ■■Adderley, Cannonball  Somethin' Else■■
Adderley, Cannonball  Somethin' Else

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JBL 4349

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