2019年9月レポート

今回は、『Harbeth(ハーベス)』のスピーカー『Super HL5 plus』の試聴レポートです。店内展示機器は常時試聴できますので是非ご来店ください。
なお、掲載内容は実際にお聞きいただいたお客様個人の印象で全てを保証するものではありません。

Harbeth HL5 Plus

Harbeth Super HL5 Plus 試聴レポート ~お客様より~2019年9月(2)

ー1ー 使用機材

スピーカー:Harbeth Super HL5 plus、CDプレーヤー:Accuphase DP-430、プリメインアンプ:SOULNOTE A-2、Accuphase E-480

Harbeth HL5 Plus Harbeth HL5 Plus Harbeth HL5 Plus

-2- 製品特色

▪ハーベスの創業は、1977年、英国BBC研究所のエンジニアで、LS3/5を設計した、タッドリー ハーウッドが設立。
当初は、業務用に特化したが、1987年に民生用に参入。HL COMPACTは大ヒット。
HL5までは、20cmウーハーと2.5cmのアルミニュウムツイーターの2wayであったが、2004年 SUPER HL5を発売、スーパーツイーターを追加し3way化した。
2015年 SUPER HL5 PLUS が、発売された。SUPER HL5 PLUSの改良点は、ウーハーの振動版のポリプロピレンにアルミをブレンドし、中心から周辺に向け、ブレンド比率を変化させている。
従来のハーベスの音は、楽器や、声が自然で、ふくよかで穏やかであるが、さらに、現代的な、明るさが加わった。
▪オーディオ評論家の柳沢功力さんは、ステレオサウンドの企画で、 心に残るスピーカーの一台に、ハーベスを上げている。
又、ハーベスのスピーカーとの組み合わせは、従来からラックスマンのA級プリメインアンプ、マッキンのMA-7000やMA2275、トライオードTRV-845SEなどが、相性が良いとされている。
繊細でクッキリと音像を描き出すアンプより、音は太く、穏やかで、艶やかに鳴るアンプの方が良いようだ。
スピーカーの外観は、やたら存在感を主張するのでは無く、家庭の空間に、それと無く、調和するものだ。
専用のスピーカースタンドは、昔の小学校の椅子の様な、雰囲気である。
それも、ハーベスの考えなのでしょう。

Harbeth HL5 Plus

-3- 試聴

▪今回の試聴は、CDプレーヤーにアキュフェーズ DP-430 プリメインアンプにソウルノートのA-2、 アキュフェーズ E-480を使用し行った。
試聴ソースは、
◦平原綾香のオデッセイより明日 
◦ロバータ ガンバリーニのイージー トゥ ラブよりイージー トゥ ラブ
◦マイルス ディビスのカインド オブ ブルー(通常版)より、ソー ファット 
◦ユンディのショパン ノクターンよりノクターンNO.20
◦ヒラリー ハーンのチャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 二長調 作品35を使用しました。 

Harbeth HL5 Plus

▪DP-430+A-2+SUPER HL5 PLUS
JPOPS 平原綾香の声が、瑞々しく、明るく、しかも、落ち着きがある。若々しく、フレッシュ感がある。
音声と楽器の分離良好。音は、魅力にあふれている。
JAZZ VOCAL 音が滑らかで、 レンジ感広く、S/N比の良さを感じる。
とがった印象は無いが、低音がどっしりしていて、その上に、音像が浮かび上がってくる印象がある。
空間の作り方、良好。聴いていて楽しい。JAZZ S/N比の高さから、曲の凄みが浮かび上がってくる。
低音のどっしり感に裏付けされている。マイルスの音も、艶やかで、魅力的だが、飛んでくるような鳴り方はしない。
演奏に没入出来る。CLASSIC PIANO 音が深く、空間の中に、演奏が浮かび上がってくる。
ピアノの音が艶やか。透明の空気の中に、静けさを感じながら、ピアノの演奏が浮かび上がってくる。
ショパンが格調高く、思わず、演奏に、引き込まれる。CLASSIC VIOLIN オーケストラの地を這うような低音から、 各々のパートが浮かび上がる。ヴァイオリンソロは、オーケストラに、自然に調和している。
艶やかで、優しいが、力強さや、激しさを損なうレベルでは無い。
ヴァイオリンの演奏のテクニックも情熱も、音の中からあふれてくる。演奏に、没頭できるレベルである。

DP-430+E-480+SUPER HL5 PLUS
JPOP 平原綾香の声が、メリハリがあり、生き生きとしているが、A-2に比べて、硬質で繊細な感じを受ける。
暖かく、包み込む様なイメージではなく、音像をくっきりと明確に、描き出す。
JAZZ VOCAL ハーベスの明るく、艶やかな音は、そのままだが、より繊細に表現する。 声や、各々の楽器の分離は良好。個別楽器の解像の高さは、アキュフェーズに分がある様に感じる。
録音の良いCDは、そのまま描く。優しくて、艶やかで、生き生きとしていて、聞いていて、楽しい。
JAZZ 6人の演奏者の作る空間が、生々しく、マイルスのトランペットも生々しい。
楽器一つ一つの描き方は、ソウルノートでもアキュフェーズでも良好で、音が交じり合う感じは無い。
落ち着いた感じで、楽しめるジャズである。
CLASSIC PIANO ピアノの音が艶やかだが、硬質な感じを受ける。音が明瞭で、低音の出方は、アキュフェーズがコリっとしている。
1音1音、くっきりハッキリで、クラシックの、格調の高さを感じる。CLASSIC VIOLIN ヴァイオリンが艶やかになる。
ヴァイオリンの演奏のテクニックの凄さや、音の分解性は、アキュフェーズの方が感ずる。演奏の、全体的な統一感は、A-2の方が、良さを感ずる。

Harbeth HL5 Plus

-4- まとめ

ハーベスの音色は、艶やかで、明るいが、落ち着きのある音だ。
格調高く、その佇まいに、思わず、魅了される雰囲気を持っている。
低音は、ボリューム感があり、それを土台に、全ての演奏が組み立てられている。
スピーカーが作り出す空間は、奥が深く、ピアノやヴァイオリンの存在を際立たせている様だ。
組み合わせるアンプは、音が太く、それでいて、あいまいな表現のない、格調高いアンプの方が相性よさそうである。
繊細で、分解性が高く硬質な音のアンプは、最新録音のソースや、ジャズの様な、瞬発力の必要なソースや、少人数の演奏には、 優位性を感ずるが、オーケストラの様に、広い空間表現の中に、 描き出される演奏は、音が太いアンプの方が、統一感がある様に感ずる。
アキュフェーズ E-480は、AB級アンプで、繊細で力強いアンプだが、E-650はA級アンプで、表情はガラリと変わる。艶やかで、音に厚みが出て、メリハリ感もある。
「Harbeth Super HL5 Plus」このスピーカーを選ばれる方は、AVBOXで色々なアンプを十分試聴して、店員さんと相談のうえ組み合わせを選ばれることをお勧めします。

ー商品詳細ページへー

Harbeth Super HL5 plus
Accuphase DP-430
Accuphase E-480
SOULNOTE A-2

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