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今回はAccuphaseのパワーアンプ「P-7300」「A-75」の聴き比べを行った感想をいただきましたので掲載いたします。
前回同様、持参ソフトでの聴き比べです。価格が全く同じ2機種でありますが、どのような音の傾向の違いがあるのでしょうか。それぞれの機種の技術的改善点なども記載いただいております。A級AB級アンプは一概にどちらが優れているとは言い難く、聴く音の大きさ、好みの音やジャンルなどに影響しますので、ご購入の際は機会があればご試聴いただくことをおすすめいたします。(試聴可能な機種はお気軽にお問い合わせください)
共通の技術的改善点
1) ノイズの影響が少ないバランス回路を取り、信号入力部に増幅度を、22㏈を割りあて、電力増幅部の増幅度を6㏈に下げ、外来ノイズの影響を低減。従来モデルと比較して、11%のノイズ削減。122㏈のSN比。
2) パワーアンプの出力インピダンスを可能な限り低減した。パワーMOSFETの10パラレル接続や、スピーカー保護回路を機械的接点から、MOSFETスイッチへ置き換え等により、ダンピングファクター1000を達成した。
3) スピーカーのインピダンスが半減するにつれて、出力が2倍となる、理想的な定電圧駆動を実現。
1)P-7300 AB級パワーアンプ 発売 2015年12月 販売価格 1,200,000円
技術的改善点
パワーMOSFETの素材を厳選。
入力部の並列動作とゲイン配分を変更し、GAIN MAX 125db GAIN -12db時 131db でステレオパワーアンプ歴代最高のSN比を達成。56.000μf のコンデンサーを2基使用。
2) A-75 A級パワーアンプ 発売 2018年6月 販売価格 1,200,000円
技術的改善点
100,000μf×2の大容量コンデンサーを搭載。
今回は、JBLの4367WXをモニタースピーカーとして使用し、DP-750、C-3850の組み合わせで、パワーアンプ P-7300とA-75の聴き比べを行った。全体的な印象は、P-7300は、空間的広がりが大きく、音の明瞭感は、A級と同様だが、低音のボリューム感はA級をしのぐ。躍動感は凄い。A-75は、艶やかな音色で、一音、一音がクッキリ、ハッキリしており、音の厚みもある。音像が、引き締まった印象で、定位や、奥行き感は明瞭に出る。前作A-70に比べると、音や背景の静寂性が向上している。
JBL系のスピーカーは、TADに比べると、音が太く、今回のアキュフェーズの機器の繊細さを生かし切ってないと、感じた。日本製の、繊細なスピーカーの方が、相性が良い。
1)DP-750 + C-3850 + P-7300 + JBL 4367WX
① 平原綾香 明日
声の表現は、A-75に比べて淡白、音の分解性、密度、低音の沈み込み、切れ、立ち上がり感は十分な性能がある。低音の押し出し感は、TADに比べて、迫力ある。しかし、繊細感は、TADの方がある。
② ローズマリークルーニー THANKS FOR THE MEMORY
音楽空間の中に、歌手が浮かび上がる。低音から高音までのバランス良好。高域のゆとり感あり、分解性良く、各パートの位置関係が良くわかる。
③ HELGE LIEN TAKE FIVE
低音の沈み込みが深く、音が強調された感じがせず、バランスよく聞きやすい。ピアノの音は綺麗にでる。打楽器も、それほど、うるさくない。これが、本来の音かと思える。
④ アリス 紗良 オットー ラ カンパネッラ
実物大の音像が広がるようだ。ピアノのスケール感、大きい。演奏の凛とした雰囲気や、高域の透明感が良く出る。音楽の躍動感を感ずる。低音の制動感は凄い。
⑤ ヒラー ハーン チャイコフスキー バイオリン協奏曲 二長調 作品35
演奏会場のスケール感、広い。A級に比べると、表情が少ない。
2) DP-750 + C-3850 + A-75 + JBL 4367WX
① 平原綾香 明日
声に暖か味が出て、音の密度感が高い気がする。声や楽器の分離良好で、表情に、生気が感じられ、低音の沈み込みもある。メリハリも感ずる。
② ローズマリークルーニー THANKS FOR THE MEMORY
音に、緻密感や温度感がある。各パートのトランペットもテナーサックスも自然。定位も良好で、臨場感ある。
③ HELGE LIEN TAKE FIVE
打撃音が、ゆとりをもって出てくる。音の一つ一つに表情がある。低音の締まり具合も良く、凄みある。ピアノの音も、透明感、明るさがあり、生き生きとしている。ピアノの、スケール感、自然感良好。
④ アリス 紗良 オットー ラ カンパネッラ
ピアノの表情が、艶やかで明るく、密度感ある。音の分離良好、ピアノのコロコロ感、ゴージャス感、良く出て、余韻もある。中低域の締まり方や、力強さ、分解感良好。演奏の激しさ、情熱を感ずる。
⑤ ヒラー ハーン チャイコフスキー バイオリン協奏曲 二長調 作品35
オーケストラの低音の締まり方、本物感がある。バイオリンの音が艶やか。緻密で、躍動感があり、各パートが分離良く、広い空間の中に、ゆとりをもって再現される。バイオリンの音が、艶っぽくしまりがあり、しかも、切れがある。
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