【主な特徴】
●ピックアップの有効先端質量を減らすことは、その性能を向上させます。Ethos SEは、4N純銀コイル巻線を採用しており、内部抵抗が非常に低く、巻線の数が少ないためコイルの質量は標準的な銅巻線よりも大幅に小さくなっています。 これは、Ethos SEがレコードの溝との接触を失うことなく、溝を「追従」できることを意味します。 その結果、トランジェント・レスポンスが向上し、オーディオ帯域全体の共振が減少し、全体的な周波数特性がフラットになります。 つまりは、より少ない高伝導率巻線を採用することによって、 ピックアップの実効質量と内部インピーダンスを低減し、追従性とトランジェント・レスポンスを向上させました。

●高透磁率のスウェーデン鉄を、従来の（より重い）四角形ではなく、低質量の十字形を使用することで、チャンネルセパレーションを改善し、非常にリアルなステレオ再生の音場を作り出すアーマチュアアセンブリを提供することができます。高域のディテールレベルは改善され、歪みは減少し、ミストラッキングはほとんどなくなりました。

●GOL-1ジェネレーターは、レコードが普及し始めた当初に開発されたもので、滑らかで伸びのある周波数特性を保証します。GOL-1ジェネレーターは現在もゴールドリングのハンドメイドで製造されており、同社は継続的に設計と組み立てのあらゆる面を洗練させてきました。SEバージョンだけのために、ポールシューには新しい加工が施され、金属の透磁率を高め、より低リラクタンスの磁気回路を作り出しています。これにより、特に音楽的なディテールが宿る高音域の周波数特性が伸びやかになりました。

●最も高い周波数を取り出すために、Ethos SEは細く、先端質量が小さく、接触面積の大きいダイヤモンド・スタイラスを使用しています。無垢針設計は多面体でラインコンタクトのダイヤモンドプロファイルを持ち、剛性が高く軽量な合金カンチレバーによってアーマチュアに接続されています。そのため、高域レスポンスが非常に優れているだけでなく、歪み、共振、色付けが最小限に抑えられています。

●GOL-1ジェネレーターは、精密加工された6082-T6航空機グレード・アルミニウムのボディ・シェルに取り付けられています。この素材は、低密度と優れた剛性のために慎重に選択され、陽極酸化ブラック仕上げのおかげで、耐久性と同様に外観も優れています。

●Goldringの測定とリスニング・テストは、Ethos SEの設計が新たなパフォーマンスの高みに到達したことを示しています。最高品質のバイタルラインコンタクト・ダイヤモンド・スタイラスと新しい純銀巻き線の採用により、Ethos SEはレコードの溝から最後の一滴までディテールを引き出す模範的な能力を備えています。優れたチャンネルセパレーションにより、極めて正確でリアルなステレオサウンドステージが再現され、同時に、強化された追従性と色付けのなさにより、音楽を純粋に楽しむことができます。 レコード再生システムの技術的な側面や限界を忘れ、音楽体験に完全に没頭することができる……それがEthos SEなのです。

●高級感のある木箱に個装されており、木箱の中には品質証明書が入っています。 品質保証書には、シリアルナンバーと、最終チェックを行った担当者のサイン、日付が手書きで記入されています。

【主な仕様】

【Goldring　Ethos SEをもっと詳しく】

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