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Accuphase
純A級ステレオ・プリメイン・アンプ
E-700
標準価格:946,000円(税込み)
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E-700は50周年記念フラグシップ・モデルE-800で培った技術を惜しみなく投入することで、進化を果たしたインテグレーテッド・アンプです。プリアンプ部には『ANCC』を採用した『BalancedAAVA』方式ボリューム・コントロールを採用、入力から出力までバランス構成の理想的な動作を実現しました。また、スピーカーを駆動する電力増段を3素子から4素子へと強化し、信頼性を更に高めています。演奏会での深い感動を、E-700の卓越した表現力でお楽しみください。
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・『パワーMOSFET』4パラレル・プッシュプルA級動作
・リニア・パワー35W/8Ω、70W/4Ω、140W/2Ω
・1Ω負荷出力160W(音楽信号)
・入力から出力まで『バランス構成』のインテグレーテッド・アンプ
・『Balanced AAVA』方式ボリューム・コントロール
・高精度・高剛性『ボリューム・センサー機構』
・インスツルメンテーション・アンプ構成のパワーアンプ部
・高いダンピング・ファクター:1000
・大型高効率トロイダル・トランスと大容量フィルター・コンデンサーによる強力電源部
・2枚のオプション・ボードを挿入可能なスロットを装備
・ディジタル入力ボード「DAC-60」(別売)でディジタル機器のハイレゾ音源を演奏
・アナログ・ディスク入力ボード「AD-60」(別売)で、アナログ・レコードを再生
| 定格出力 (20 ~ 20kHz) |
1Ω負荷* :160W/ch 2Ω負荷 :140W/ch 4Ω負荷 :70W/ch 8Ω負荷 :35W/ch |
| 全高調波ひずみ率 (20 ~ 20kHz、 定格出力) |
2 ~ 4Ω負荷: 0.05% 8 ~ 16Ω負荷: 0.03% |
| IMひずみ率 | 0.01% |
| 周波数特性 |
●定格出力時 ・ INPUT(BALANCED/LINE) 20 ~ 20kHz (0 -0.5dB) ・MAIN IN(BALANCED/LINE) 20 ~ 20kHz (0 -0.2dB) ●1W出力時 ・MAIN IN(BALANCED/LINE) 3 ~ 150kHz (0 -3.0dB) |
| ダンピング・ ファクター | 1000 |
| 入力感度 |
●定格出力時 ・INPUT(BALANCED/LINE) 83.9mV ・MAIN IN(BALANCED/LINE) 666mV ●EIA(1W出力時) ・INPUT(BALANCED/LINE) 14.2mV ・MAIN IN(BALANCED/LINE) 113mV |
| 入力 インピーダンス |
・INPUT(BALANCED) 40kΩ ・INPUT(LINE) 20kΩ ・MAIN IN(BALANCED) 40kΩ ・MAIN IN(LINE) 20kΩ |
| 最大入力電圧 | INPUT(BALANCED/LINE) 5.0V |
| 出力電圧 | 定格出力時 PRE OUTPUT (BALANCED/LINE) 0.666V |
| 出力 インピーダンス | PRE OUTPUT (BALANCED/LINE) 50Ω |
| ゲイン | ・ INPUT(BALANCED/LINE) → PRE OUTPUT (BALANCED/LINE) 18dB ・MAIN IN(BALANCED/LINE) → SPEAKER OUTPUT 28dB |
| トーン・ コントロール | ターンオーバー周波数 および最大変化量 ・低音:300Hz ±10dB ・高音: 3kHz ±10dB |
| ラウドネス・ コンペンセーター | +6dB(100Hz) |
| アッテネーター | -20dB |
| S/N |
●定格出力時 (入力ショート、A-補正) INPUT(BALANCED) 103dB INPUT(LINE) 103dB MAIN IN(BALANCED/LINE) 117dB ●EIA INPUT(BALANCED/LINE) 97dB MAIN IN(BALANCED/LINE) 101dB |
| 入力換算雑音 (入力ショート、A-補正) |
INPUT(BALANCED) -124dBV INPUT(LINE) -124dBV MAIN IN(BALANCED/LINE) -121dBV |
| パワー・ メーター | バーグラフ・メーター、 出力電圧(dB)の26ポイント表示 、表示ON/OFF機能付き |
| 負荷インピーダンス | ・ スピーカー 1組 2 ~ 16Ω ・スピーカー 2組 4 ~ 16Ω |
| ヘッドフォーン端子 | 適合インピーダンス 8Ω以上 |
| 電源 | AC100V 50/60Hz (電源電圧はリア・パネルに 表示してあります) |
| 消費電力 |
無入力時 178W 電気用品安全法 320W 8Ω負荷定格出力時 240W 待機時 0.3W |
| 最大外形寸法 | 幅465mm × 高さ191mm × 奥行428mm |
| 質量 | 24.9kg |
| 付属品 | AC電源コード APL-1 リモート・コマンダー RC-250 |
*:音楽信号に限る
保証特性の測定方法は、「JEITA CP-1301A」及び「IEC 60268-3」に準ずる。
2024年4月Accuphaseより、A級プリメインアンプ「E-700」が発売された。カタログには「演奏会での深い感動を、卓越した表現力でお楽しみください」とある。今回、比較試聴したA級プリメインアンプE-800のカタログには「セパレートアンプに匹敵するクオリティで、お好きな音楽を心ゆくまでお楽しみください」とある。「E-700」には、アキュフェーズの高級CDプレーヤーやパワーアンプに搭載され始めたANCC回路が組み込まれた。E-800の発売から4年の歳月が、どのような技術革新をもたらしたか試聴してみた。
●BALANCED AAVAボリューム回路。
●ANCC回路 出力端子直前から、音の信号、歪、ノイズを検知し、それを入力部に戻し、副アンプを使用して、歪、ノイズの打ち消し成分を出力する。歪とノイズを大幅に低減。
*アキュフェーズの特許
●アルミニウムブロック削り出しボリューム
●パワーアンプ部は、+側とー側の入力インピーダンスを等しくし、外来ノイズの除去能力に優れるインスツルメンテーション・アンプを採用。
●MOSFET 4パラレル、プッシュプルA級動作 出力35W/8Ω
●大型トロイダルトランスと56.000μFコンデンサーを2個搭載
●ダンピングファクター 1.000を達成
●SACDプレーヤー:ESOTERIC/ K-05XD
●スピーカー:YAMAHA/NS-5000
【E-700】
E-700で音楽が再生された瞬間、スピーカーが発する音に体ごと包まれるような感覚を覚える。JBLの大型フォーンが作り出す音響効果と似ているが、ライブハウスやオーケストラ会場の雰囲気に、さらに近いような気がする。音像は大きく、その音質は柔らかく優しいが、繊細感や新鮮さは一級のものを持っていて、躍動感やエネルギー感も損なわれない。音楽ジャンルの区別なく、音楽を楽しませてくれる。E-700の伸びやかな再生は、新しい音作りを提案しているように感じ、今まで演奏会場に足を運んでいた人にとって、家で同じ雰囲気が感じられる気がする。様々な性能を持ったCDプレーヤーやスピーカーの組み合わせを検討すれば、さらにその性能が生かせるような気がする。
【E-800】
同時比較したE-800は、きりりとした音像と、音の艶やかさ、繊細さ、瑞々しい生命感、程よい音の厚みを持ち、従来のアキュフェーズトーンの延長線上にある音。これはこれで、A級プリメインアンプの特色を生かし切った音と印象を受ける。
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1)手嶌葵 Aoi Worksより さよならの夏
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【E-700】
音像が広がったような表現だが、その表現は曖昧では無く、繊細さが深まったような感がする。曲の雰囲気、ライブ会場の雰囲気は他の組み合わせと変わりは無く、スケール感があり明瞭で重みがある。音像の大きさは、声や伴奏楽器の質感に影響は無い。
【E-800】
ライブ会場の雰囲気や、声の落ち着き、表情は深く明瞭で、存在感がある。高音の伸び、低音の深さは、音楽のゆとりや深さになって表れてくる。自然な感じが深まってくる。歌詞は非常に明瞭である。高域から低域までのバランスが良い。
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2)Sinne Eeg Face The Musicより月光のいたずら
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【E-700】
音像空間が広がった印象を受け、音が前にせり出してくるよう。音像は大きいが繊細さは損なわれていない。E-800に比べて若干おとなしく柔らかな表情も見せる。声の生々しい雰囲気をより感じ、迫ってくるような色気がある。
【E-800】
声は生々しく、定位は明瞭で空間に声が浮かび上がる。S/N比の高さが明瞭である。音は明るく明瞭な音作りで、生き生きとした躍動感が良い。音の厚みもあり、実存感に通じている。発音は全て明瞭。ピアノの艶やかさや低音の厚みも生々しく、質感が良好。
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3)Manhattan Jazz Orchestra SING SING SINGよりSING SING SING
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【E-700】
音像が大きく、音の肌触りが分かるように迫ってくる。しかし、その音像は曖昧さが無く、一つ一つの楽器が分離独立した鳴り方は十分な質を持つ。木管楽器の質感も柔らかく、楽器の演奏を傍で聴いているよう。ライブ会場の最前列で聴いているようで、音が体の周りに溢れ、ジャズ演奏に包まれるよう。新しい感覚。
【E-800】
各楽器の分離良く、音の立ち上がり、立下りの反応良く、低音が生々しく響き、ジャズバンドの楽しさを過不足なく伝えてくる。打楽器は鋭く、木管楽器は柔らかく再現する。楽器の音が分離良く交じり合わず、ベールがはがれたような雰囲気。
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4)Beethoven:The Violin Sonatas Sonatas5
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【E-700】
弦の調べが迫って来るような感じと、音に包まれるような感覚を覚える。体の周りに音が響き渡たるような感覚。しかし、その音は決して曖昧ではなく、音の強弱、深み、重みを表現し、十分高音質な表現力を持つ。生で聴く音に近いのか。
【E-800】
バイオリンが鮮明で、ピアノの一音一音の厚みも存在感がある。演奏が、目の前で弾いているようで、臨場感がある。レンジ広く、高域から低域まで曖昧になるところが無い。音の強弱と音の厚みと躍動感を兼ね備えた音。
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5)Mussorgsky 展覧会の絵 よりプロムナード、こびと
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【E-700】
音はE-800に比べて若干柔らかく、穏やかになる。しかしその音は曖昧では無い。この肌触り感は、微弱音が再現される為か?曲の再現性は高く、音楽を正確に表現し、包み込まれるような生々しさを感じる。オーケストラ会場で聴く臨場感を大いに感じる。
【E-800】
音に滲みなく、厚みがあり、明瞭に音像を描き出す。明るさ、艶やかさがあり、音に重みがあるため安っぽくならない。クラシックの品位の高さを十二分に表現する。オーケストラの会場の臨場感を感ずる。