ご購入のご相談はお電話でも承ります
■状態:動作確認済み、良好です。中古品の為、多少の傷、汚れがあります。
※底の脚部補強してあります。
Electyo-Voiceの有名なスピーカーといえばパトリシアン800ですが、その原型モデルがこちらの中古品「EV-SIX」です。パトリシアン800は76cmウーファー搭載ですが、EV-SIXは46cmウーファー搭載、4ウエイ4スピーカーシステムです。TANOY Tarnberry/GRと聴き比べたところ、音のヌケはTarnberry/GRの方が良いですが、全体の音の感じはEV-SIXもかなり良いと思います。店頭で是非試聴してください。
※試聴レポートページも参考に!!
■付属品:写真に掲載のスピーカー台付き
■保証期間:お買い上げ日より6ヶ月間
・方式:4ウェイ・4スピーカー・フロア型
・ユニット等:低域用:46cmコーン型
・中低域用:20cmコーン型
・中高域用:ホーン型
・高域用:ホー:30Hz~20kHz
・インピーダンス:8Ω
・許容入力:35W 70W(最大)
・外形寸法:幅813x高さ762x奥行446mm
・重量:50kg
※外形寸法・質量は多少の誤差があります。予めご了承いただきたくお願い申し上げます。
■50Kgの商品となりますので、配送可能なユーザー様に限らせて頂きます。
■こちらの商品は、1点限りで店頭と併行での販売商品の為、在庫切れの場合は、大変申し訳ございませんがご注文キャンセルの申し出をお願いする事となります。何卒ご了承下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
今回は現在販売されている中古スピーカー、エレクトロボイス社の「EV-SIX」を試聴したレポートです。 Electro-Voice(エレクトロボイス)は、1927年創業の米国3大スピーカーメーカー(他JBL,ALTEC)の一つ。今では、ライブステージの脇に鎮座し、切れの良い高域と、レスポンスの良い低域を持ち、耳当たりの良い万能サウンドのPAスピーカーメーカーとして有名ですが、かつては、家具調のスピーカーも製造しており、76cmウーファーを持つ、パトリシアン800は人気の高い製品でした。今回、同世代に作られた、46cmウーファーを持つ「EV-SIX」が販売されていたので、どんな音なのか聴いてみることに。先ず現代のアンプ、マランツやマッキントッシュのプリ、パワーアンプで聴いてみましたが、実力を発揮していないと感じて、真空管アンプの方が良く鳴らせるのではないかと思い、前回のレポートでも紹介したトライオードのTRS-34で聴くことにしました。
●46cmウーファー、20cmミッドバス、ホーン型ミッドレンジ、ホーン型ツイッター
●再生周波数 30hz~20khz
●重量 50kg
●プリメインアンプ:TRIODE TRS-34
●CDプレーヤー:TEAC VRDS-701
第一印象として、1980年代以前のJBLやALTECと共通するような音作りと感じる。
まず演奏空間の再現があり、そこに歌手や楽器をバランス良く再現し、深い質感や、スケールの大きさを感じる。同時に、現行モデルのTANOY Turnberry/GRを試聴したが、TANOYは楽器や歌手の姿や質感を精緻に鳴らし、演奏空間へのこだわりは少ない。時代により表現方法は異なっている。1970年代に開発されたスピーカーだが、相当、繊細な表現に長けたスピーカーの印象を受ける。女性歌手の声の艶やかさや、かすれた表情が余すところなく表現され、伴奏の楽器が作る演奏空間と違和感なく調和する。ビッグバンドジャズやオーケストラの表現では、各楽器の表現と演奏空間の奥深さを感じ、ジャズバンドの躍動感や、オーケストラの自然な格調の高さを感じる。入力ソースに対し、相当、フレキシブルな能力を持っていると感じる。音色はクールで、飾り気の無い自然な音である。今回は、TRIODEのTRS-34を使用したが、同時代に開発された真空管アンプを使用したら、また違った表情を見せるのではないかとも思った。
-------------------------
1)手嶌葵 Aoi Worksより さよならの夏
--------------------------
音が繊細で分解性高く、スピーカーが作り出す演奏空間と、バランスが良い。手嶌の声の哀愁感とハスキーな声の細かなニュアンスが伝わってくる。音声表現と伴奏とのバランスが良好。音像の立体感と音の滑らかさを感じる。このCDから聴ける本来の音に近いのではないか、と思う。
-------------------------
2)Sinne Eeg Face The Musicより月光のいたずら
--------------------------
スピーカーの表現は繊細で、相当細かな音を表現する。歌手と伴奏楽器との分離、距離感、バランスが良好。レンジ感は広く、躍動感も自然で、情景の静寂性も感じる。伴奏の楽器も分離独立して、一つ一つの音に骨格があるような力強い表現で、聴き答えがある。
-------------------------
3)Manhattan Jazz Orchestra SING SING SINGよりSING SING SING
--------------------------
ジャズバンドの個々の楽器が分離独立して表現され、スケール感、躍動感がある。各楽器の質感も良好で、音の厚み、演奏空間の深みを感じる。演奏される音楽を聴いて楽しいと感じる。CDによる音源でも、自然に表現される。ドラムの乾いた音の質感が良く分る。どちらかと言うと、高音が強調された音か。
-------------------------
4)Beethoven:The Violin Sonatas Sonatas5
--------------------------
バイオリンが作り出す高域が、非常に繊細。ピアノも高域よりの音になる。バイオリンの繊細さと、ピアノの音の澄み切った透明感のバランスの良さ、音の艶やかさ華やかさが聴き答えがあり、クラシックの世界に引き込まれる。ピアノの低域も演奏会場で聴くような聴こえ方。クラシックの品格を十二分に感じる。現代でも十分通用する音。
-------------------------
5)Elgar Cello Concerto:Jacqueline du Pre
--------------------------
古い録音だが、デュプレの技巧が生々しく、格調の高いクラシック演奏に引き込まれる。チェロの演奏に深みがあり、チェロのピチカートの鳴り方がありありと分かる。オーケストラの重厚さと、各楽器の分離が良好で、オーケストラのスケールの大きさが表現される。
【お支払い方法について】
【お届けについて】
【製品の状態について】
【お問い合わせ先】
有限会社 AVBOX
tel 054-284-1300 / fax 054-284-0500
〒422-8072 静岡県静岡市駿河区小黒2丁目10番54号
営業時間:10:00~18:00【定休日:毎週水曜日・木曜日】