MarkLevinson No5805/No5101 試聴レポート

MarkLevinson No5805/No5101 試聴レポート

MarkLevinson No5805/No5101
試聴レポート~お客様より~2021年4月(2)

Mark Levinson No5805/No5101

マークレビンソン、昭和生まれの世代にとって、印象深い名前である。
LNP-2というプリアンプは、とてつもなく高価で、雑誌等で記事を読んでも音のイメージはとらえられず、 ただ、あこがれだけが過ぎて行った思い出がある。
現在、東京のジャズ喫茶では、オーディオの一部に、プリアンプやパワーアンプを組み込んでいる店があり、 音の全体的な印象は、精緻で、明確な音像を描くものと感じた。
マークレビンソンは、年を経るごとに買いやすい価格に設定した機種を発売し、 この度、CDプレーヤーのNo5101を汎用的な価格で発売したので、プリメインアンプのNo5805と合わせて聴いてみた。
尚、マークレビンソンは1973年マークレビンソン社を創業したが、その後退社し1984年にCELLO社を立ち上げている。

*東京のジャズ喫茶でマークレビンソンが聴ける店。
・江東区瑞江「レジーナ」
EMT930、EMTトーンアーム、EMTカートリッジ+マークレビンソンLNP-2+手作り300Bモノアンプ×2+アルティック  手作りツイーター 288-16G+1505B、416-8A×2、 (記憶で書いているので不正確です。)
・文京区四谷 「いーぐる」
YAMAHA GT-2000、DENON DL103+アキュフェーズC280V+マークレビンソン23.5L+JBL4344MarkⅡ
・千代田区神田 「響」(閉店)
ガラード301、SMEトーンアーム、シュアV-15 typeⅢ+マークレビンソンML-7L+サンスイB-2301+JBL4350

No5805/No5101 試聴レポート No5805/No5101 試聴レポート

音の印象 

■Mark Levinson No5805、No5101+YAMAHA NS-5000
静寂で威厳に満ちた音。音はクールだが、分解性高く繊細感があり、躍動感もそこそこに感じる。 すべての音楽が、緊張感を持たずに聴ける。
■Mark Levinson No5805、No5101+JBL 4349
静寂と威厳に満ちた雰囲気はそのままだが、一音一音の描き方が明瞭になり、存在感が増す。
JBL4349のホーンの効果で、演奏会場の広がりが生まれ、臨場感が生まれる。自然な躍動感も強くなる。

フォルム

黒っぽい色調で、存在感を強調しない。No5101は、今回より、SACD再生、ネットワーク、USBドライイブが可能になった。

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適応ジャンル

マークレビンソンの世界だが、オールマイティ

リファレンス機材

プリメインアンプ Mark Levinson No5805
SACDプレーヤー No5101
スピーカー YAMAHA NS-5000、JBL 4349 

音楽ジャンル別印象(Mark Levinson No5805、No5101+YAMAHA NS-5000)

♢ JPOP:程よい色彩感を持ち明瞭だが、静けさと落ち着きがある。低音も不足無く、YAMAHAとの相性は良好。緊張感を持つことなく聴ける。
♢ JAZZ VOCAL: 上品なJAZZ VOCAL 静かな躍動感。VOCALとBACKとのバランス良好。ジャズの躍動感と、会場の雰囲気をバランス良く描く。音は若干硬質。
♢ JAZZ :上品だが、躍動感があるジャズ。クールな音色だが、楽器の質感は良く出る。マークレビンソンの伝統的な音を感じる。緊張感を伴わずジャズを聴ける。
ドラムの音は、軽やかで、迫力を感ずるものでは無いが、音に陶酔できる。全体的に静かな存在感を感ずる。 もっと、鮮明に迫力よく聴かせる機器は多々あるが、満足度の高い一品。クールで、完成された世界。 
♢ CLASSIC PIANO: 冷たくクールなピアノの響き、存在感を十分感ずる。若干の明るさがあり、繊細感は十分ある。 ジャズにおける躍動感も、クラシックの品位を損なうものでは無く、クラシックの尊厳さを感ずる。 低音もバランス良い音色。音に程よい厚みが在り、重厚さにつながる。
♢ CLASSIC VIORIN :オーケストラの存在感を感ずる。バイオリンの弦を弾く雰囲気が良く伝わってくる。 弦の擦れ感や、演奏者のテクニックをそこそこに表現する。プリメインアンプのレベルでは無いと思う。

音楽ジャンル別印象(Mark Levinson No5805、No5101+JBL4349)

♢ JPOP:落ち着きに、定位の良さと、メリハリ感が生まれる。声は落ち着きがあるが、生き生きとしている。 各楽器の浮き上がらせ方が生々しい。若干の音の厚みを感ずる。やはり、静かな演奏で緊張感を強いるものでは無い。ロック調な歌も、落ち着いて聴ける。
♢ JAZZ VOCAL: 空間を感ずる。一音一音が、明瞭で際立たせる様な表現。ピアノの明瞭感強くなる。乗りの良さを感ずる。勢いと、落ち着きを感ずる。
♢ JAZZ :一音一音が明瞭、躍動感がある。演奏会場の立体感がでる。サックスの音が厚みを持って、浮き上がる様。程よい迫力がある。ドラムの存在感あり。
♢ CLASSIC PIANO: 静かだが、明瞭で存在感があるが、アタック感は、若干、大雑把になる。キラキラ感や、音の重さは出る。
♢ CLASSIC VIORIN :オーケストラの音も迫力あり、臨場感ある。ちょっと聞きには、明るく軽快で聴きやすい。 JBLの荒っぽさを上品にコントロールしている様。弦の繊細感は後退する。
全体的なプレゼンスは、良くまとめている。弦の震える様な擦れ感や質感は、出ている。
JBLの方が、骨格の太さや、一音一音の描き方がしっかりとしている。JBLの主張が強い。YAMAHAは、静けさや繊細感が良く出る。

まとめ

マークレビンソンの音作りは、他のオーディオメーカーと比べて、異色である。明るさや、エネルギーを感ずるものでは無く、威厳や尊厳を強く感ずる。
著名なジャズ喫茶では、過去のレビンソンを、その精緻で明瞭な音像を生かして組み込んでいる。
現代のスピーカーとの組み合わせでは、ソナスファベールのオリンピカや、TADのTAD-E1TX等と組み合わせても、面白いと思います。もちろん、YAMAHAもそれぞれの良さを感じ、十分魅力的な組み合わせと感じます。

Today’s song

今宵は、マークレビンソンがオーディオアンプ製造にたずさわる前、ジャズのベーシストとして活動し、ポールブレイとアルバムを作っているで、その中から、BLOODを聴きます。クールで神秘的なジャズです。
又、静かで上品で、芸術性高い音楽づくりをするビルエバンスのパリコンサート、上品だが躍動感溢れたミシェルペトリチアーニのコールドブルースを聴きます。
*パリコンサートのLPジャケットに描かれているのは、パリのシテ島です。パリの歴史はこの島から始まっており、 パリの市章には、帆船と「たゆたえども沈まず」の文字が刻まれています。幾たびの革命や、戦火を潜り抜けてきた、パリ市民の志が刻まれています。

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MarkLevinson No5805(標準価格:935,000円)
MarkLevinson No5101(標準価格:660,000円)
YAMAHA NS-5000(標準価格:1,650,000円)
JBL 4349(標準価格:440,000円)

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