静岡県クラシック喫茶巡り

静岡県クラシック喫茶巡り

静岡県クラシック喫茶巡り ~お客様より~2021年03月 (3)

■■CLASSIC CAFE Luftpause(ルフトパウゼ~風の休符~) 

静岡県クラシック喫茶巡り~ルフトパウゼ~ ルフトパウゼは、住宅街の中に溶け込むように存在する、クラシックを聴かせる喫茶店である。
ドアを開けると、弦楽器の演奏が響き、厳粛な雰囲気が漂う。
静岡県クラシック喫茶巡り~ルフトパウゼ~ ジャズ喫茶ばかりを巡って来た私にとって、ちょっと姿勢を正さなければと思う場所である。
店主は焼津市役所を務めた後、自宅を改装し防音装置を施し、クラシック喫茶を初めた。もう9年になると言う。
オーディオ装置は、マランツ SA-11をCDプレーヤーとして、 サンバレー SV-1616-D、 DOUK AUDIO 845をプリメインアンプとし、タンノイ、GRFメモリーを鳴らしている。
タンノイには、スーパーツイーターST200を設置している。又、SA-11から、クオード44、405-2を通じ、 ESLコンデンサースピーカーを鳴らしている。
静岡県クラシック喫茶巡り~ルフトパウゼ~ 静岡県クラシック喫茶巡り~ルフトパウゼ~ クオードは、繊細で、分解性に富み、上質な透明感に満ちている。 タンノイはさらにふくよかさを感ずる。 オーディオって進歩しているのかなと思う。
ちなみに、DOUK AUDIO 845は、中国製で、ドライブ段に300B真空管を出力段で845真空管を使用した、40Wのプリメインアンプである。
静岡県クラシック喫茶巡り~ルフトパウゼ~ タンノイでも、クオードでも聞かせていただいたが、特に不満はなく、クリアーで芳醇な音で、技術水準は高いと感じた。
これで、アマゾンで、17万円で買える様だ。
静岡県クラシック喫茶巡り~ルフトパウゼ~ お客さんは多くはないが、次々やって来る。常連さんで、コーヒーを飲みながら、持参したCDをかけてもらい、 店主とクラシック談義に花を咲かせる。
演奏家にも、曲の解釈や演奏の技法に違いがあり、共演出来なかったり、歴代の作曲家でも、次は俺の時代だと張り合ったり、 そんなこと我関せずの作曲家がいたり、店主はパリ管が初コンサートの時パリまで出向いたが、ヨーヨーマの演奏の時は観衆がいたが、 次のチャイコフスキーの悲愴の時は帰ってしまったとの話もしていた。
ニューヨークでヨーヨーマと一緒に撮った写真も飾ってあった。
オーディオ用スピーカーは、ジャズ、クラシック向けには、グッドマン、ジャズ向けには、アルティック、クラシック向けには、タンノイが良いと言っている。
こんな話をしに来る人は比較的若い人が多く、緊張の多い職業に携わり、一瞬緊張を緩めるために弦の調べを味わいに来るのかなと思う。
お店のソースは、CDだけで、7000枚ほど所有している。 当方も、クラシックの聴きどころに明るければ、もっとコレクションの魅力を伝えられるのにと残念で仕方がない。 当方持参のテラーク版PAAVO JARVIの惑星、グラモフォン版のアリス 沙良 オットーのラ カンパネラをかけてもらった。 優秀録音の音源はそれなりに表現する。現在、REFERENCE RECORDINGSのCDの録音が良いと言っていた。
静岡県クラシック喫茶巡り~ルフトパウゼ~ 最後に、店主が私のジャズ好きを見越して、モニカ ゼタールンドとビルエバンスのワルツ フォー デビーをかけてくれた。
モニカが、静かに囁くように歌い、ビルエバンスもひっそりと優しく、寄り添うようにピアノを弾く。 しっとりと落ち着いたJAZZの表現で、思わず引き込まれる。我が家のJBLでは得られない音であった。 このCDの音は、ルフトパウゼに軍配を上げる。
静岡県クラシック喫茶巡り~ルフトパウゼ~ 焼津は、漁業の町である。今でも鮪の水揚げ量は日本一だし、鰹、鮪の加工品の店が町のあちこちに点在し、古い歴史を物語っている。昔は、全国から漁師が集まっていたのではないかと想像する。
現在といえば、駅から続く商店街は平日はシャッターが下り、趣味の店が開いているばかり。眠っているのかと思う。 そんな、ひっそりとした街にも、人々の息吹は感じられる。
焼津の町を、JRさわやかウォーキングで散策すると、江戸時代に作られた水路の石垣が残り、洞爺湖サミットで有名になった「磯自慢」の酒蔵があり、極上の魚や刺身が買える焼津さかなセンターがあり、鰹やマグロの佃煮屋さんがあり、小泉八雲の記念館があり、生活に根付いた文化がある。
この街は、漁業関係で栄えた街で、海産物や水産加工品、海鮮レストランで、名を上げた人も多い。 その人たちも音楽好きで、歴代の名機をそろえている様だ。
訪ねる途中、道を聞いた佃煮屋さんのお姉さんが、親切に道を教えてくれ、 さらに、楽しんでくださいねと明るく答えてくれた。 この街には、まだまだ眠っているエネルギーが一杯あふれていると感じた。
ルフトパウゼの滞在は、興味惹かれる時間であった。 クラッシク好きには、豊富な音源と知識がたっぷり詰まった空間で、一息つけるオアシスの様な空間と感じた。

焼津市 めがね橋

【CLASSIC CAFE Luftpause ルフトパウゼ】
住所:〒425-0026 焼津市焼津5丁目8-1 MAP
TEL:054-628-2382
営業時間:10:00~20:00
定休日:日曜、月曜日
HP:https://ja-jp.facebook.com/luftpause812/ 

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