ESOTERIC「K-01XD」Accuphase「DP-750」比較試聴

ESOTERIC「K-01XD」Accuphase「DP-750」比較試聴

ESOTERIC CDプレーヤー K-01XD 試聴レポート
~お客様より~2021年2月

ESOTERICの上位機種「K-01XD」とAccuphase「DP-750」を比較試聴

ESOTERICは、ティアックより2004年子会社として独立し、上位機種のCDプレーヤー、プリメインアンプ等を製造するメーカーである。英国製スピーカータンノイの輸入代理店でもある。2020年5月、一体型CDプレーヤーとしては上位機種のK-01XDを発売した。CDトランスポートメカをVRDS-ATLASへ改良し、又、DACを旭化成製から自社生産に変更している。今回は、アキュフェーズの一体型CDプレーヤーDP-750との比較において、性能や音質を試聴してみた。当方は、これほどの高額な機材を所有している訳ではなく、評価は、あくまでAV BOX試聴室内で短時間試聴した結果である。本来評価すべきポイントに、十分配慮されて無い可能性があるが、それはご容赦願いたい。

ESOTERIC K-01X Accuphase dp-750

音の印象

■ESOTERIC K-01XD
演奏空間が広く、楽器や声がその中にバランスよく展開する。音色は色付けなく、水墨画を見ている様。しかし、その音像はグラデーションが高く、精緻で繊細で、且つ、力強くもある。一音一音を際立たせるのではなく、自然に空間に溶け込んでいる。
ESOTERIC K-01X ■ACCUPHASE DP-750
演奏空間は一般的で、楽器や声は空間一杯に展開する。音色は艶やかで、生き生きとしてエネルギー感に富んでいる。その音像は、分離性良く、楽器や声が独立して聞こえる。メリハリがあって、ゴッホが描くような色彩に富んだ力強い洋画の様である。 Accuphase DP-750

フォルム

■ESOTERIC K-01XD:なだらか曲線で構成された上品なデザイン。

ESOTERIC K-01X ESOTERIC K-01X ESOTERIC K-01X ESOTERIC K-01X
■Accuphase DP-750:シャンペンゴールドのフレッシュなデザイン。
Accuphase dp-750 Accuphase dp-750 Accuphase dp-750

適応ジャンル

■ESOTERIC K-01XD:オールマイティと思うが、あえて言えばクラシック
■Accuphase DP-750:オールマイティ

リファレンス機材

ACCUPHASE C-2850 A-75
B&W 802 D3
ESOTERIC K-01X

音楽ジャンル別印象(ESOTERIC K-01XD)

♢ JPOP:声は清涼、音像は緻密で、空間レンジ広い。高音の伸びにゆとりがある。ライブ会場で聴いている様。チェロの低音は自然。音像の分離感も自然。分解性は、音像を切り取った様ではなく、背景に自然に溶け込んでいる。
♢ JAZZ VOCAL:音像をほどほどに背景に溶け込ませる印象。ベースのブルン感は良いし、クッキリハッキリで実存感ある。ピアノは硬質感ある。かつて聞いたエソテリックサウンドを完成させた状態。
♢ JAZZ :上品なジャズ、音の分離が自然で、自然な厚みが在る。演奏空間が広い。音の綺麗さが際立つ。金属楽器の質感も上品に出てくる。静寂の中に、レンジ広く、ムーディに響き、ゴージャス感がある。テナーのカスレ感も自然。音の分離を若干のベールに包んである様。
♢ CLASSIC PIANO: 実存感あり、演奏会場で聴いている様。雰囲気良く出る。立体的な音像を感じる。ピアノの演奏を綺麗に響かせる。演奏会場で聴いていればこんな感じ。CDにこんな信号が入っていたのかと思うレベル。
♢ CLASSIC VIORIN :オーケストラの演奏は本物感ある。バイオリンが、溶け込むように際立つように自然に響く。奥行き感より、上下左右の広がりが優れる。バイオリンの音と、オーケストラのバランスが自然。バイオリンの余韻等、音楽を上質に表現している。演奏家の技巧の凄さを余すところなく、表している様。クラシックの音の、森厳さ、迫力感を、メリハリをもって表現するのでは無く、刺激的ではないギリギリのレベルに落とし込んでいる。不快に思う音はいっさい出さない。良い録音を良いと感じさせる。

音楽ジャンル別印象(Accuphase DP-750)

♢ JPOP:声はフレッシュ、明るく直接的な表現。力強く、エネルギー感がある。声の生き生きした感じや華やかさがある。一音一音のメリハリ感、実存感は良い。再現空間は、エソテリックに比べると狭いが、一般的で、不満の無いレベル。
♢ JAZZ VOCAL:ベースの弾む様な実存感。一音一音を際立たせて迫力がある。声やベースを、メリハリを持たせてある様。音に力強さがある。音の分離が自然。音にフレッシュ感、若さがある。
♢ JAZZ:音の分離良く、力強さある。艶やかさ、華やかさを付与し上品にまとめてある。楽器の実存感はAccuphaseが良い。
♢ CLASSIC PIANO:ピアノの音が自然で華やか。演奏会場の森厳さは、ESOTERICが上。しかし不満なレベルでは無い。音の分離、諧調は、ESOTERICに比べると、ちょっと粗いか。でも、演奏の技巧は十分に伝わって来る。高音がどうの、低音がどうのと言うレベルでは無い。
♢ CLASSIC VIORIN :オーケストラのダイナミックさを感じる。バイオリンの上品な華やかさを感じる。音が力強い。弦の表現はAccuphaseの方が分かりやすい。音の強弱の差をより感ずる。全体的な調和間はESOTERICが上と感ずる。 

まとめ

ESOTERIC K-01XDは、新開発のCDトランスポートと自社製DACの効果で、静寂性、音のグラデーション(諧調)が、より細かく複雑になったと思える。音楽が作る空間が現れるのはS/N比の向上ではないかと思う。組み合わせは、リファレンスのB&W 802 D3、アキュフェーズのプリとメインアンプで十分だが、2019年の静岡オーディオフェアで使用したアバンギャルドも、エソテリックの音にエネルギー感が生まれて魅力的な音と記憶している。
今宵は、ESOTERICの格調の高い音に敬意を表して、柄に似合わず、クラシックを聴きます。
チャイコフスキーの交響曲第6番悲愴 葬儀の時は、この曲をBGMに流してくれと頼む人が多いみたいです。
ショパン ピアノ ソナタ 第三番、幻想ポロネーズ、若き日のアルゲリッチの演奏です。  

ESOTERIC K-01X

Today’s song

■■チャイコフスキー交響曲第6番『悲愴』■■
チャイコフスキー交響曲第6番『悲愴』
■■ショパン ピアノ ソナタ 第三番、幻想ポロネーズ■■
ショパン ピアノ ソナタ 第三番、幻想ポロネーズ

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ESOTERIC K-01XD(標準価格:1,750,000円)
ACCUPHASE DP-750(標準価格:1,200,000円)

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