Sonus faber Minima amator Ⅱ 試聴レポート

Sonus faber Minima amator Ⅱ 試聴レポート

Sonusfaber LUMINAシリーズ 試聴レポート
~お客様より~2021年2月(2)

ソナスファベール LUMINA

今Sonus faberのラインナップは、「OLYMPICA NOVA」「ELECTA AMATOR Ⅲ」「MINIMA AMATOR Ⅱ」、そして「LUMINA」に集約される。
LUMINAはラインナップの中では、一番安価な価格帯に設定されている。
音の印象は、OLYMPICAは精緻、ELECTAは濃厚かつダイナミック、MINIMAは重厚。
LUMINAはどんな音だろう。
カタログ上では『贅沢で甘美な体験を提供し、ナテュラルで高い音楽性を味わう』とある。
広く庶民に音を味わってもらうために、Sonus faberはどんな音をそぎ落とし、どんな音を残したか。
音楽を伝えるために必要な最小限の音とは何か、である。
今回はプリメインアンプに、ラックスマンのL-507uXIIとマランツのPM-12 OSEを使用し試聴を行ってみた。

Sonusfaber LUMINA

LUMINA1(ルミナ1)

Sonusfaber LUMINA

■ 音の印象
明るく優しい音である。しかし、そこそこの解像力と厚みがあり、又、ボックス底部に位置付けられたダクトによる効果で、小型スピーカーと思えないスケール感を感じる。
ラックスマンと組み合わせると、静かさや落ち着き感を感じて上品な印象を受ける。
マランツと組み合わせると、フレッシュさや躍動感を感じ、音色も艶やかになり、音楽ジャンルの多様性が増す。
■ フォルム
スピーカーバッフルは、木目の突板合板を施し、ボックスの天と側面はレーザー張りで、高級感を出している。
■ 適応ジャンル
オールマイティと思うが、アンプの選択によりクラシックよりにもポップスよりにも適応を見せる。
■ リファレンス機材
マランツ SA-12 OSE、PM-12 OSE、ラックスマン L-507uXII

Sonusfaber LUMINA
Sonusfaber LUMINA
Sonusfaber LUMINA
Sonusfaber LUMINA
Sonusfaber LUMINA
Sonusfaber LUMINA
Sonusfaber LUMINA

LUMINA3(ルミナ3)

Sonusfaber LUMINA3

■ 音の印象
音色は基本的にはLUMINA 1と同じだが、中低域をミッドとウーファーに分けた為、再現性がより繊細になった。
底部にバスレフのポートが設けられており、音像のスケール感が増す。
ラックスマンと組み合わせると、静かで落ち着いた音だが、表現の奥深さが感じられ高貴な印象を受ける。
マランツと組み合わせると、艶やかで躍動感を感じさせる音になる。
細部の表現は、ラックスマンに適性がある。
■ フォルム
バッフルボードは木目の突板合板で構成され、スピーカーボックスの天と側面はレザー張りにされ、高級感のあるデザインになっている。
■ 適応ジャンル
オールマイティ
■ リファレンス機材
マランツ SA-12 OSE、マランツ PM-12 OSE、ラックスマン L-507uXII

Sonusfaber LUMINA3
Sonusfaber LUMINA3
Sonusfaber LUMINA3
Sonusfaber LUMINA3
Sonusfaber LUMINA3
Sonusfaber LUMINA3
Sonusfaber LUMINA3
Sonusfaber LUMINA3
Sonusfaber LUMINA3

まとめ

LUMINAの音は、暖かく優しく、そこそこに厚みがあり、庶民的な音。女優で言えば、綾瀬はるかさんで、親しみやすさと清潔感と元気な印象を受ける。
LUMINA 1では、サイズを超えたスケール感があり、求める音に応じてアンプを選べば良いと思います。
LUMINA 3では、アンプの性能さを明確に表現する繊細さが生まれ、音楽表現の多様性が感じられる。
ソナスの日常生活の中で、楽しく音楽を聴く為には何が必要かと言う哲学がちょっと味わえるシリーズだと思います。

Sonusfaber LUMINA

音楽ジャンル別試聴【ラックスマン L-507uXII+LUMINA1】

♢JPOP:
明るく滑らかな音、且つ、優しく心が落ち着く音。演奏空間と声とのバランスへの浮き上がり方が良好。低音がボリューム感をもって出て、低音の不足を感じない。全体的に自然な雰囲気。
♢JAZZ VOCAL: 
躍動感がある。レンジ広く、スピーカーの作る空間が広い。各楽器の分離感がある。ベースの低音も不足感無く、ピアノの質感も良い。スピーカーのサイズを感じない、自然な感じで、乗りの良いジャズ。
♢JAZZ: 
躍動感と落ち着きのあるジャズ。楽器の分離は不満を感じないレベル。明るく、開放感あるが、優しい感じはする。刺激的な音では無い。正面から向き合うのではなく、BGM的に流しても、異空間を味あわせてくれ、全て優しいベールに包んである。
♢CLASSIC PIANO: 
優しいが躍動感がある。そこそこに解像力ある。自然感+やさしさ感。ピアノの金属的硬質感出る。楽しく聴ける音。ピアノの重厚感も、小スピーカーに似合ったバランスを取ってあり、重低音が出ているのを感じさせる。
♢CLASSIC VIOLIN: 
オーケストラの雰囲気も、バイオリンの演奏雰囲気も十分に味わえる。非常にバランスの良い鳴り方。弦の表現は、伝統的なソナスの音では無い。そこそこに厚みがあり、実存感のある音。落ち着いた雰囲気。

音楽ジャンル別試聴【マランツ PM-12 OSE+LUMINA1】

♢JPOP:
明るく落ち着きがあり、音に艶がのる。若さ、フレッシュな印象を感じる。声の質感が良い。一音一音が際立ち、声や楽器の音が明瞭。良く出る低音、躍動感ある音。やはり、優しい感じはある。アンプの差を際立たせる対応力を持っている。
♢JAZZ VOCAL: 
力強く明るい音。ベースの弾む様な音が際立つ。スピーカーの小ささを感じさせない。低音が力強い。ピアノの音も艶やか。バランス良い。ジャズの乗りの良さが良く出ている、あいまい感はない。
♢JAZZ: 
音の分離感が良い。音は刺激的ではないが、テナーの質感も本物らしく、重厚感がでる。金管楽器も質感が良く出る。良くできた現代的なスピーカーの音。厚みと優しさと躍動感。
♢CLASSIC PIANO: 
音の分離感が高く、音の諧調の高低がよくわかる。ピアノの音が艶やか、音の余韻まで感じさせる。落ち着きがあるが、躍動感もある。ピアノの演奏にダイナミズムを感じる。聴いていて何も不満が無い。重低音も感じられ、音に厚みがあるせいかもしれない。
♢CLASSIC VIOLIN: 
オーケストラの雰囲気、バイオリンの演奏の繊細感が良好。バイオリンの演奏を艶やかに、技巧も鮮やかに再現する。ソナス特融の弦の表現は薄れるが、クラシックの再生に十分耐えうる落ち着きがあり、すべてが存在感ある。クレモナやアマトールが持っている雰囲気では無い。

音楽ジャンル別試聴【マランツ PM-12 OSE+LUMINA3】

♢JPOP:
明るい声に加え、細部の表現性が上がる。声に細かい息遣いが表現されるようになる。音の奥行きが出てきて、実存感が増す。エネルギー感や躍動感が感じられ、生き生き感がある。
♢JAZZ VOCAL: 
全体的に力強さが増し、実存感が上がる。音の分離良好。声は生々しく、発音の違いや息遣いも感じるようになる。バックの演奏者の演奏が鮮やかに浮き上がる。すべての表現力があがる。 
♢JAZZ: 
音の分離、質感が別物になる。レンジ広く、音が生き生きと躍動感ある。音は、より繊細になり、各楽器の表現が本物に近くなる。テナーは渋く鳴る。古いジャズが古さを感じない。
♢CLASSIC PIANO: 
空間表現とピアノの音に実存感ある。ピアノの艶やかさ、表現の細やかさ、低音の力強さ、演奏のスケール感が表現される。全体的なバランス良い。そこそこに満足。
♢CLASSIC VIOLIN: 
オーケストラ会場の雰囲気が十分に感じられる。バイオリンの演奏の細やかさも十分に出る。弦の表現は、ソナスの持つ怪しい魅力は無い。静かさや深みを感じるなかにも、躍動感がある。オーケストラの楽器の分離良好。スケール感のレベルが良い。

音楽ジャンル別試聴【ラックスマン L-507uXII+LUMINA3】

♢JPOP:
上品な落ち着いた音色。声と楽器の分離感良好。繊細な表現力はラックスマンに適性がある様に感じる。又、スピーカーの細かな表現力は価格以上のものがある。ソナスの音に、静かさを求めるならラックスマン。 
♢JAZZ VOCAL: 
声は、滑らか。ベースは、力強さに加え、音階の細やかさが良く出る。低音が本物らしい。バックの楽器の存在感が自然
♢JAZZ: 
上品だが、ジャズのエネルギー感をスポイルするほどではない。音のもたつき感は無く、反応の高さを感じる。テナーの震え方、ペットの金属感も良く出る。高音の繊細感が良い。しっとり感のあるジャズ。
♢CLASSIC PIANO: 
落ち着いた上品な雰囲気、艶やかな感じは後退。ピアノの余韻感は良く、しっとりとした表現、細やかな指使いの表現は良く、演奏家の技巧も良くわかる。
♢CLASSIC VIOLIN: 
重厚さを感じる表現。音楽の旋律だけでなく、雰囲気まで表現している。そこそこに厚みがあり、芸術的な演奏の重みを感じる。クラシックの森厳さを感じ、雰囲気にのまれる様な音、陶酔できるレベルの演奏の音。

Today’s song

今宵は、親しみやすく優しい旋律で、だれにも愛されるビル・エバンスのリバーサイドレーベルに残された4部作を聴きます。でも、そのアドリブ表現は奥が深く、長年聴きこんでも新しい発見と魅力を感じさせるものです。

■■WALTZ FOR DEBBY■■
どのトラックをとっても、ロマンティック。でもその演奏は奥深い。
WALTZ FOR DEBBY
■■EXPLORATIONS■■
耽美的の極み
PORTRAITO IN JAZZ
■■PORTRAITO IN JAZZ■■
ちょっと硬質な演奏。枯葉のステレオバージョンが一番好きです。
EXPLORATIONS
■■SUNDAY AT THE VILLAGE VANGUARD ■■
夭折したベーシスト、スコット ラファーロとの絡みが一番聞けるアルバム。
SUNDAY AT THE VILLAGE VANGUARD

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LUMINA1(標準価格:99,000円)
LUMINA3(標準価格:250,000円)

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