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今回はジャズ好きなお客様から、ジャズスタンダードソングのカーメンマクレエ「Give me the simple life」についてエピソードをいただきましたのでご紹介いたします。
カーメンマクレーのアルバム・ バイ スペシャル リクエストの冒頭の歌に、give me the simple life がある。豪華なディナーや、ゴージャスな邸宅なんていらないから、飾らないシンプルな生活が欲しい。家族が笑い声で包まれる生活が欲しいと言う、歌である。若い時は、華やかなものに憧れる。ゴージャスなマンション、有名レストランでフルコースのディナー、外国のスポーツカー、ブランドの洋服。お金を稼いで手に入れたいと願う。しかし、欲しい物をやっと手に入れても、段々、満足を感じなくなってくる。物を手に入れたら、終わりなのである。定年退社し、ゆとりを持って生活を送れるようになると、今まで見えてこなかった風景が見えてくる。自然とのかかわりの中で、植物や小動物の生命の営み、四季の変化。長い土地の歴史から、そこに関わった人々の思いや、食べ物、文化等。日常品に溢れる美意識。即物的な思いから、精神的な思いに変わっていく。身近で出来る事の中で、自分にあった楽しみを、お金をかけずに生み出そうと思う。昔は、贅沢な生活なんてなかった、その中で、楽しみを見出していった。贅沢な暮らしなんていらないから、愛する家族と笑いあって過ごせる、飾らない生活が欲しくなるのである。
I don’t believe in fretting and grieving
私は、争いや悲しみに暮れる事を信じない
Why mess around with strife
争いでぐちゃぐちゃにどうしてなるの
I never was cut out to step and strut out
ステップを踏む事や気取って歩く事はない
Give me the simple life
私に 飾らない生活をちょうだい
Some find it pleasant, dining on pheasant
キジ料理に楽しみを見出す人もいるけど、
Those things roll off my knife
そんなものに私のナイフはころがり落ちる
Serve me tomatoes and mashed potatoes
トマトやマッシュポテトをとって
Give me the simple life
私に飾らない生活をちょうだい
A cottage small is all I’m after
私が求めているのは小さなコテージだけ
Not one that’s spacious and wide
広くて特別なものではない
A house that rings with joy and laughter
喜びと笑い声でつながる家
And the ones that you love inside
そして、あなたが家で愛している物とつながる
Some like the high road
高速道路が好きな人がいる
I’ll take the low road
私は下の道を行くつもり
Free from the care and strife
注意や争いから自由になる
Sounds corny and steedy
田舎臭く馬の様な音
But yes indeedy
しかし確かにそのとおり
Give me the simple life
私に 飾らない生活をちょうだい
*当方の英語力の欠如により、拙い訳文です。コロナ自粛で、外部の取材が出来ない為、恥を忍んで投稿しました。ご容赦下さい。
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