2019年7月試聴レポート

前回のレポートでは、6月1日に開催いたしました「アキュフェーズ&TAD 試聴会」に参加されましたお客様の感想をご紹介いたしました。アキュフェーズやTADが作り出す音にとても驚いていただきました!では、普段ご自宅で聴き馴染んでいるCDソフトやレコードではどういった印象を受けるのか?自宅で聴くのとではどう違うのか?ということで、今回はソフトをご持参いただき、再度、試聴会と同システムで聴き比べていただきました。
試聴会の後もこのようにフリー試聴ができますので、是非ご興味のある方は、お気に入りのソフトをご持参いただき、聴き比べをしていただくとより楽しんでいただけるかと思います!

試聴レポート ~お客様より~2019年7月

ー 1 ー 印象

今回のACCUPHASE + TADの試聴会に参加して、自宅のオーディオ装置から出る音と、明らかに異なっているので、聴き馴染んだLPやCDを持参して、違いを実感したいと思った。又、一般の、家庭では、オーディオから聞こえる音は、振動、ノイズ、部屋の反響の影響を受け、ボアーンとした、元気のない音に変わってしまう。この影響を、受けないように、対策を立てることが、マニアの戦いなのだが、メーカーが、音が滲む原因を解析し、それぞれに対策を立てた音が、どのくらいの問題解決になっているのかを、確認した。
 まず、メーカーの対策は、電源のクリーン化で、様々なノイズの影響を受け、歪んだ波形を、正波形に直したものを、各機器に供給する。又、アキュフェーズ技術員が、ヴォイシング・イコライザーを使用し、試聴する部屋の音響特性を測定後、響きを抑え、聴きどころを補正する。又、音響パネルを使用し部屋の反射音を抑えた。こんな環境で、音楽史に名前を残す、録音技師が録音したレコードや、CDを試聴した。
全体的な印象は、スピーカーが作り出す立体的な空間の中に、楽器、ボーカルが、分離良く、自然に定位し、音は、極めて明瞭で、少し明るさを持たせてあるのだろうが、繊細にも、力強くも、華やかにも、落ち着き満ちても表現され、こんな音がこのソフトには入っていたのかと、驚かされる。音には、ふくらみや、滲みが無く、音像背景の静けさにも圧倒される。明らかに、メーカーが作り出した、音声補正技術、電源補正技術、並びに、最新オーディオ機器の方が優れているのが分かる。又、LPレコード再生では、録音技師の各々のスタイルが、如実に表現され、機器の再現能力の高さに驚かされた。又、CD再生では、今まではCDと比べてレコード再生の方が、リアリティが高いと思っていたが、再録技術や、最新の録音技術の向上と相まって、レコードと変わらない素晴らしい世界が広がった。

ー 2 ー レコード試聴

使用機材:
AC-6(カートリッジ) +  LUXMAN PD-171A(レコードプレーヤー) + C-37(ステレオフォノアンプ) + C-3850(プリアンプ) + A-75(パワーアンプ) + TAD EVOLUTIO 1 TX
PS-1230(クリーン電源) DG-58(ヴォイシングイコライザー)

1) JAN GARBAREK/DANSERE
ECMレコードのなかでも録音が優れているとされるレコード
生々しく、実在感があり、楽器が明瞭、音の分離、厚み十分。音の立ち上がり感自然で、ピアノの音が綺麗。ピアノの鍵盤をたたくタッチが明瞭で、繊細感も良く出る。サックスの震える感じも良く出る。背景が静か。

AC-6
JAN GARBAREK/DANSERE ECM

2) HANK JONES /HAVE YOU MET THIS JONES ? /THERE’S A SMALL HOTEL
MPSレコード、ピアノの音が自然で、オスカーピーターソン、ハンプトンホーズ等が、こぞってレコードを残している。
レンジ感広い。音に厚みがあり、どちらかというと、低音重視の録音。音は、ECMに比べると、繊細感は低いが、存在感がある。高域は録音されてない様に感ずるが、ベースのはずむ様な感じは良く出る。音はまろやかだが、全体の雰囲気は良くとらえられ、聞いていて楽しい。

HANK JONES /HAVE YOU MET THIS JONES ? /THERE’S A SMALL HOTEL

3) 荒井由実/ミスリム/海を見ていた午後
余り、ミキシングしてないと言う、録音。
S/N比の高さを感じる。点音源で口の表現がリアルで再現性高い。音が自然で、厚みもあり、音色を何も足してない印象。低音の伸びも良好。

Accuphase C-37 荒井由実/ミスリム/海を見ていた午後

4) HORACE SILVER/SISTER SADIE (オリジナル?)/RUDY VAN GELDER 録音
エネルギー感良好で、ジャズの凄み感あり。トランペットの音も実存感ある。ピアノのアタックの低音の沈み込み感あり。レコードに記録された音をそのまま再現している感じ。テナーのビブラート感良く出て、生々しい。再現される音は、若干、温かみのある音色で、ブルーノートには綺麗すぎる感もある。A級パワーアンプの音色か。

HORACE SILVER/SISTER SADIE (オリジナル?)/RUDY VAN GELDER 録音

5) 八城一夫 SIDE BY SIDE 2/SHE’S FUNNY THAT WAY 菅野沖彦 録音
ピアノの音が透明感、高く、一音一音明瞭。ベースの弾む様な低音が良く出る。ピアノの音が格調高い。音楽の重厚感を感ずる。レンジは広く。S/N比も十分。

八城一夫 SIDE BY SIDE 2/SHE’S FUNNY THAT WAY 菅野沖彦

6) 菅野邦彦 LOVE IS A MANY SPLENDORED THING/神成芳彦 録音
LIVE会場の、生々しい雰囲気が良く出ている。ピアノ、ベース、ドラムのシンバルが生々しい。低音、重低音の締まり具合、分解性良い。ドラム、ピアノ、ベースの位置関係が良く出ている。音像に奥行き感が出る。音の厚みが自然。

菅野邦彦 LOVE IS A MANY SPLENDORED THING/神成芳彦 録音

ー 3 ー CD試聴

使用機材:
DP-750(CDプレーヤー) + C-3850(プリアンプ) + A75(パワーアンプ) +TAD EVOLUTIO 1 TX + PS-1230(クリーン電源)DG-58(ディジタル・ヴォイシング・イコライザー)

1 )平原綾香/明日
艶やかで明るく、美音である。レンジ感広く、音像が過不足なく広がり、しかも歌手の口が小さい。華やかさの中にも、落ち着きがある。声と伴奏のベースとのバランス良好。

平原綾香/明日

2)ローズマリークルーニー/THANKS FOR THE MEMORY
ローズマリークルーニーの金属的な声が、とげとげしくならない。声の発生も綺麗。バックのテナーやトランペットも全て自然に響き、トランペットの息遣いまで感ずる。TADの低音の豊かさが際立つ。

ローズマリークルーニー/THANKS FOR THE MEMORY

3)HELGE LIEN/TAKE FIVE
打楽器の生々しさと、低音の切れが良い。シンバルが生々しく、ピアノが迫力ある。各楽器が綺麗に分離して響いてくる。躍動感が凄いが、特に作った音では無く、自然な感じ。ベースの音が生々しく、かすれた低音が迫ってくる。

HELGE LIEN/TAKE FIVE

4) アリス=紗良・オット/ラ カンパネッラ
演奏会場で聴いているようで、会場の奥行きと、空間的広がりを感ずる。ピアノの一音、一音が滲みなく、明るく透明で、演奏の荘厳な感じや、ピアニストの情熱まで感ずる。演奏者の技量の凄さを感ずる。

アリス=紗良・オット/ラ カンパネッラ

5)HILARY HAHN /TCHAIKOVSKY ヴァイオリン協奏曲 二長調 作品35
オーケストラの中に、ヴァイオリンの演奏が格調高く再現される。繊細だが、きわめて歪なく、生々しく再現されて、CDに、ここまで音が入っているのかと気づかされる。クラッシック演奏者の技巧の高さを感じ、演奏者の、曲への解釈、思い入れまで感じられるレベルである。オーケストラの各パートが分離して、コンサートホールで聴いている様。演奏に、一気に引き込まれる。大きな音でも、うるさく無い。 

HILARY HAHN /TCHAIKOVSKY ヴァイオリン協奏曲 二長調 作品35

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AC-6(カートリッジ)
LUXMAN PD-171A(レコードプレーヤー)
C-37(ステレオフォノアンプ)
C-3850(プリアンプ)
A-75(パワーアンプ)
TAD EVOLUTIO 1 TX
PS-1230(クリーン電源)
DG-58(ヴォイシングイコライザー)
DP-750(CDプレーヤー)

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