ご購入のご相談はお電話でも承ります
MONITOR AUDIO GOLD300-5G 価格お問合せ
お見積りフォームへ
MONITOR AUDIO GOLD300-5G スピーカー
標準価格:¥1,067,000/ペア(税込み)
カラーバリエーション:
・ダークウォールナット(DW)
・サテンホワイト(SW)
・ピアノグロスブラック(PB)
・ピアノエボニー(PE)
-----------------------------------
ツイーターにはMPD トランスデューサー×1、ミッドレンジには64mm C-CAM Mid ドライバー×1、ウーファーには203mmのRDTIIドライバー×2を搭載
-----------------------------------
■送料のご案内:無料にて承ります。佐川急便にて玄関先でのお渡しとなります。
※沖縄県・離島地域のお客様は送料別途お見積もりさせていただきます。
特価お見積り商品です。お見積りフォームよりお問合せ下さい。
--AVBOXは正規取扱販売店です--
ツィーターは4Gで採用されていたリボンツィータから、Monitor Audio独自のトランスデューサーMPDに刷新されました。より小さなベース・ドライバーとのマッチングを計るためにPlatinum用からリデザイン。サイズもわずかに小さく改良されています。この新しいMPDは、Platinum IIユニットから形状を見直した事で軸外特性をさらに改善。軸上とのレスポンスのズレが軽減され、リスニングポイントにおける透明感の向上、解像度の改善に繋がりました。
200 / 300 / C250に搭載された新開発の64mmの C-CAM ミッドレンジ・ドライバーは、ダイキャストシャーシに、35mmボイスコイルと非常に低質量なC-CAM(アルミ・マグネシウム合金にセラミック処理を施したオリジナル素材)を備えたレアアース磁気回路を搭載。Gold 5G用に新開発された2種類高性能RDTⅡドライバー(165mm / 200mm)の恩恵によって、64mmでウーハー域とのシームレスな繋がりを実現しました。小口径とした事でより広い拡散パターンを獲得。優れたサイズの3ウェイスピーカーの設計が可能となりました。小サイズを実現した事により、2つのユニットはダイキャスト製チャンバーモジュールに搭載することで過去にない超近接配置を実現。点音源さながらのサウンドを提供し、マルチウェイ・スピーカーに対する概念を覆すほどのインパクトをGOLD 5Gに与えています。
RDT IIは、Platinum IIのために開発された軽量化と高剛性化を両立した最高グレードウーハーです。Gold 5Gのために新たにリデザインされました。Nomex複合素材で作られたハニカムを、フロントスキンのC-CAM(アルミ・マグネシウム合金にセラミック処理を施したオリジナル素材)とリアスキンのカーボンファイバーで挟み込むサンドイッチ構造。異なる素材の組み合わせによって固有の音色を完全に排除し、軽量でありながら強固な構造が屈曲することなく、どのような信号にも素早く反応します。新たに採用されたダイキャストシャーシによって高い剛性と共振の減衰を実現。Gold100および200に採用された165mmドライバーはFEA(有限要素解析)により最適されたポール及び大型 50mmのボイスコイルを採用。最新技術であるDCF(ダイナミック・カップリング・フィルター)も搭載しています。巧みに調整されたバネの様に駆動するこのナイロンリングには、吸収材の様に働きコーンの後ろから空気圧を開放するホールを配置。ドライバーが動くことで発生する高周波のエネルギーを効果的に減衰させ、ボイスコイルに帯びる熱を冷却します。Gold300に採用された200mmのRDTⅡドライバーは、FEA(有限要素解析)により最適されたポール及び大型75mmのボイスコイルを採用し、30Hz までの再生能力を有しています。
●形式:3ウェイ・バスレフ型
●ユニット:
MPD トランスデューサー×1
64mm C-CAM Mid ドライバー×1
203mm RDTⅡ Bass ドライバー×2
●周波数特性:30Hz - 50,000Hz
●クロスオーバー周波数:650Hz / 3,000Hz
●能率:90dB(1W@1M)
●インピーダンス:4Ω
●許容入力:250W
●寸法:H1047×W328×D418(ベース部含む)mm
●重量:30.6Kg/台
●備考:バイワイヤ対応スピーカーターミナル
音の印象
クールで飾り気が無いが、艶や滑らかを併せ持つ。低音はボリューム感があり、全ての音の反応性が高い。音色は、JBLの4338から始まる大型フォーンと38cmウーファーの音にそっくりである。価格差もあり、JBLほどの演奏の立体感や奥行き感は出ないが、JAZZの緊迫感やエネルギー感を感ずることのできるスピーカーである。
フォルム
キャビネットの重厚な塗装の中に、シルバーのウーファー×2が配され、華麗だが、落ち着いた印象を受ける。
適性ジャンル
オールマイティだが無色な反応性の高さから、組み合わせる機材により様々な表情を見せる。
音楽ジャンル別試聴
1)VOCAL
声はクールな雰囲気だが艶や爽やかさがあり、伴奏のチェロの低音は深みや、ボリューム感がある。音の分離良く明確な表現で、口の大きさ等の音像の作り方が自然。落ち着きの中に軽快さがある。すべての音の反応が早い。
2)JAZZ VOCAL
クールで明瞭な音で、低音のボリューム感がある。各楽器の分離良く躍動的に鳴る。非常に反応性の高い音。音の解像力は高く、ピアノはクールで怜悧に鳴る。音の厚みはそこそこで、演奏会場の奥深さまでは出さない。
3)JAZZ
クールな鳴り方がJAZZにプラス。テナーフォーンの質感が良く出る。躍動感や反応性の高さがジャズのエネルギーを伝えてくる。演奏メインのテナーの浮き上がり方が良い。ピアノがワクワクするような鳴り方。男性的な鳴り方。演奏に没頭できる。ライブの雰囲気を伝えてくる。
4)CLASSIC PIANO
高域の冴えた美しい音で、どっしりとした音域バランスが感じられる。ピアノの余韻が綺麗で、クラシックピアノのニュアンスが伝わってくる。クールな音だが明るさもあり、技巧の優劣も表現する。上級機種と比べると、演奏会場の存在感は希薄になり、音像がちょっと平面的か。しかし、気持ちは演奏に入り込める。
5)CLASSIC VIORIN
オーケストラが存在感あり。クールな雰囲気がバイオリンの演奏の格調の高さや、オーケストラの尊厳さに結び付く。静かで上品だが凛としている。音の色彩感が程ほどに良く出る。音が綺麗で反応性が良い。
まとめ
モニター的な色彩から、CDプレーヤーやアンプを選ぶことにより、ユーザーの嗜好に合わせた音作りができると思う。リファレンス機材の様な高価なものではなく、DENONやLUXMAN等のJBLを鳴らすのに良い組み合わせと言われる機材を選択してはどうかと思う。
詳しくは試聴レポート2021年9月ページをご覧ください!