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Bowers & Wilkins
805 D4
800シリーズDiamond

特価お見積り
Bowers & Wilkins-805D4

■■価格お見積り商品です!!

Bowers & Wilkins 805 D4
2ウェイ・バスレフ型
標準価格/カラーバリエーション
■グロス・ブラック:673,200円(税込/1台)
■ローズナット:645,700円(税込/1台)
■サテン・ホワイト:645,700円(税込/1台)
■ウォールナット:645,700円(税込/1台)
※ペア販売品です
※サテン・ホワイトは受注オーダー品(納期約4~5か月)
※グロス・ブラックとローズナットにはブラックのグリルが、サテン・ホワイトとウォールナットにはグレーのグリルが付属します

■スタンド別売り:FS-805 D4
標準価格: 184,800円(ペア/税込み)
外形寸法:高さ 595mm×幅 255mm×奥行き 368mm
質量:13.2kg
カラー:ブラック/シルバー

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800SeriesDiamondの中で最もコンパクトでありながら、研ぎ澄まされた正確な音
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■送料のご案内:無料にて承ります。佐川急便にて玄関でのお渡しとなります。
※沖縄県・離島のお客様の送料は別途お見積もりさせていただきます。

Bowers & Wilkins製品のサポートにつきまして(公式サイト)

ーーAVBOXは正規取扱販売店です--

【主な特徴】
805 D4は、コンパクトなスタンドマウント型スピーカーを好むオーディオ愛好家にとって理想的な選択肢です。美しいリバースラップキャビネットやダイヤモンド・ドーム・トゥイーター、ソリッドボディ・トゥイーター・オントップなどの高度な技術が詰め込まれており、研ぎ澄まされた正確な音をお届けします。
タービンヘッド
再生音に何も負荷しないキャビネット・・・新しいオールアルミニウム製のタービンヘッド・ハウジングがこのコンセプトを次のレベルに引き上げました。この驚異的に剛性が高く不活性なハウジングは、不要な共振を発生させないように徹底的にダンピングされ、バスエンクロージャーとトゥイーター・ボディの両方からデカップリングされています。その結果、これまでで最もリアルなミッドレンジサウンドを実現しました。
ソリッドボディ・トゥイーター
800シリーズの象徴的なソリッドボディ・トゥイーター・オントップ・ハウジングの最新バージョンは、延長されたフォルムとより長いチューブローディング静テムを採用し、一層自然で開放的な高音域を実現。
リバースラップ・キャビネット
新しい800SeriesDiamondでは、シリーズ最小モデルの805D4を含むすべてのスピーカーに、リバースラップ・キャビネット技術を採用。リバースラップ・キャビネットは、伝統的なスピーカーボックスの代わりに、カーブした1枚の積層合板で作られており、エンクロージャーの後部には部品を挿入するための最小限の隙間だけが設けられています。これにより、機械的な共振を防ぎ、バッフル効果を抑えて音の拡散性を向上させています。
マトリクス
新しい800SeriesDiamondのすべてのモデルは、アップグレードされたマトリクスアセンブリを採用しており、強固な合板構造とアルミニウム・ブレーシングを組み合わせて、重要なストレスポイントを補強しています。
バイオミメティック・サスペンション
新開発のバイオミメティック・サスペンションは、従来の布製ダンパーが発生させる不要な空気圧やサウンドへの色付けを大幅に低減することで、ミッドレンジ・コーンのパフォーマンスに革新をもたらします。その結果は、信じがたいほどの中域の透明感として聴き取ることができます。
アルミニウム・トッププレート
新開発のアルミニウム製トッププレートは、キャビネットの剛性を大きく向上させ、よりリアルなサウンドを実現しました。また、このトッププレートは、高級車のキャビンに使用されているコノリー社製の上質なレザー素材を贅沢に使って装飾されています。
リアマウント・クロスオーバー
新しい800SeriesDiamondのすべてのステレオスピーカーには、高剛性なアルミニウム製バックプレートが採用され、クロスオーバー・ネットワークは、このプレートにマウントされています。これにより、敏感なコンデンサーがエンクロージャー内の空気圧の影響から隔離されています。また、このプレートは、高効率なヒートシンクとしても働き、優れたパフォーマンスを引き出します。

【主な仕様】

ドライブ・ユニット 25mmダイヤモンド・ドーム・ツイーター×1
165mmコンティニュアム・コーン・バス/ミッドレンジ×1
周波数レンジ 34Hz-35kHz
周波数レスポンス
(基準軸に対し±3dB)
42Hz-28kHz
感度 88dB (軸上1m/2.83Vrms)
高周波歪率 2次及び3次高調波(90dB、軸上1m)
1%未満(90Hz-20kHz)
0.3%未満(120Hz-20kHz)
公称インピーダンス 8Ω(最小4.6Ω)
推奨アンプ出力 50W-120W
最大推奨ケーブル
インピーダンス
0.1Ω
外形寸法 (高 x 幅 x 奥) 440x 240 x 373mm
本体重量 15.55kg

※仕様は予告なく変更されることがあります。

B&Wブックシェルフ型 805D4

安定した人気のB&W、800シリーズ「805D4」以前にも試聴レポートを書いていますが、今回は3機種(MAGICO/A1、TAD/ME1)聴き比べということで、あらためて聴いてみます。
2022年3月 805D4試聴レポートページ

音の印象

前回試聴した時は、明るく躍動感に富んだ再現能力にポピュラー寄りの印象を受けたが、今回、TAD,MAGICOと同時試聴で比較してみると、暖かさの中に落ち着きがあり、長時間聴いても、聴き疲れしない音作りと感ずる。他スピーカーと同様に、CDの再生能力は歪感の無い精緻なモニター調で、それをB&Wの音楽ポリシーで味付けしてある。音は、チョットマット調の刺激的な音を出さない音調で、弾むような低音が、全体を躍動感が包み、快活な印象を与えるように仕上げてある。聴いていて楽しいなと思わせる雰囲気を提供する。

リファレンス機材

●プリアンプ:Accuphase/C-2900
●パワーアンプ:Accuphase/A-75
●CDプレーヤー:Accuphase/DP-750

ジャンル別試聴

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1)JPOP:女性ボーカルと伴奏のチェロの弓引き
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明るいが落ち着いた音。定位良好、音像の締まり具合良好。声と伴奏のバランス良好。全体的に明るさと躍動感、低音の深みを感ずる。声は、艶やかさよりも 暖かみを感ずる方向。明るさのなかにも落ち着きを、各楽器の分離は良好。歪感は全くない。

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2)JAZZ VOCAL:女性ボーカルと、伴奏のジャズトリオ
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ベースの低音は弾むようで、魅力的。音にマットがかかったような表現。表現は歪感が無く、スケールの大きい物。ピアノやベースの表現も、低音の豊かさがあり実存感がある。聴いていて緊張感を感ぜずにリラックスして聴き取れる雰囲気。

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3)JAZZ:ビッグバンドを背景にしたアルトサックスのソロ
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明るいが、チョット、くぐもった表現。これが緊張感の低減に通じるか。しかし、表現は繊細でアルトサックスの演奏を過不足なく描き出していく。躍動感も自然に感ずる。どのスピーカーも十分な描写力、再現力をもって、各々、メーカーの音色にまとめ上げている。実存感が良い、ピアノは目の前で弾いているような表現力がある。ウキウキするような表現力。

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4)CLASSIC PIANO:ピアノソロ、グラモフォンの録音
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やはり、音像が明確で、明るいが落ち着いた艶やかな音色が再現される。定位が良い。音としては地味か?しかし、ピアノの余韻とのバランスが良い。指先の技巧が良く分り、曲の情緒的な部分が良く伝わって来る。ピアノの演奏のスケール感が表現されてくる。

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5) CLASSIC VIOLIN:オーケストラとバイオリンの協奏曲、グラモフォンの録音
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地味目の音色が広がる。バイオリンの音色は深みがあって、うっとりするような音色。やはり、CDの記録は余すところなく再現する。音楽に陶酔できるレベル。バイオリストの技巧、情緒性は余すところなく伝えてくる。しかし、TADの方が繊細な表現力がある。

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同時試聴した各スピーカーのレポートページも併せてご覧ください。

MAGICO A1
TAD ME1

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MAJICO-A1,TAD-ME1,B&W-805D4 リファレンス機材

試聴レポート B&W 805D4 ※2022年3月レポートより
2021年10月にはB&W 「802D4」と「804D4」のヒアリングを行い、完成度の高さに驚いた。今回は、同じ技術手法を2WAYでまとめ、セット100万円で発売された「805D4」をヒアリングする。802D4はセット400万円、804D4は200万円と高額で、庶民にはなかなか手のとどかない製品である。コストダウンを図った製品「805D4」に技術的改良がどの様に反映されたか聴いてみた。

※「802D4」と「804D4」の試聴レポートは2021年10月号をご覧ください

技術的改良点
・ツィ―ター 805D3よりチューブが長くなった
・筐体 805D3は筐体の後ろが湾曲で前面フラット、805D4は、前面が湾曲で背面がフラット
・ミッドレンジ 紐の様な細いバイオミメティックサスペンションダンパーを採用
・ターミナル 横一列

試聴機 B&W 805 D4 試聴機 B&W 805 D4 試聴機 B&W 805 D4 試聴機 B&W 805 D4

音の印象
明るく艶やかで、元気が良く、低音がたっぷり出る。しかし団子にはならない。音は高解像で、録音の優劣を明瞭に表現する。スケール感や奥行き感がある。802D4・804D4とは方向性が違う。802D4・804D4はクールで歪感が無く、背景の静けさがある。805D4はタンノイの美音を元気にした様な音。

●外観:ゴージャスな存在感がある

●適性ジャンル:オールマイティ

●リファレンス機材:
・プリメインアンプ /アキュフェーズ E-800
・SACDプレーヤー/エソテリック K-05XS

ジャンル別試聴
1,JPOP :女性ボーカルと伴奏のチェロの弓引き
サイズ以上のたっぷりな低音を感じ、声に肉厚感やリアリティを感ずる。優しくもあり、生き生きとした感覚もある。チェロもまろやかに豊かに響く。コッテリだが重さは感じない。音の分離は良好。個々の楽器が空間に浮かび上がり、音場の深みを感ずる。
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2, JAZZ VOCAL :女性ボーカルと伴奏のジャズトリオ
一音一音の厚みを感じ、低音の深みがある。レンジ感広く、躍動感、迫力がある。ピアノの音も存在感があり、まろやかで聴きやすい。暖色系の音だが、ゴージャスさを感ずる音。録音の良いCDは、違いを明確に表現する。
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3, JAZZ:ビッグバンドを背景にしたアルトサックスのソロ
サックスの音が膨らみ気味、しかし、全体の音作りとはバランスが取れている。広い空間表現の中に、楽器を浮き出す。サックスの表現は迫力や躍動感があり、生々しい。ピアノも爽やかさは無いが存在感を感ずる。全ての音に勢いがある。低音がたっぷりながら、精緻な表現も再生するので、もたもた感は無く、リアリティがある。
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4,CLASIC PIANO :ピアノソロ、グラモフォンの録音
肉厚感を持ちながら、繊細な表現をする。軽やかさや明るさと重厚さを感ずる。どちらかと言うと重みのある表現。たっぷりの低音が、ピアノの重厚感を感ずる。スケール感、立体感、目の前で弾いているような実存感がある。クラシックの迫力を大いに感ずる。
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5,CLASIC VIOLN :オーケストラとバイオリンの協奏曲、グラモフォンの録音
若干の暖色系の表現が聴きやすさと、たっぷりした低音がオーケストラのスケール感に通じる。VIOLINの響きが哀愁感をもって繊細に響く。バイオリンの技巧、ビブラートに実存感がある。音にエネルギー感がある。非常に心に響く音。802D4は、リアリティに溢れていたが、こちらは音が美しく、綺麗で、聴き疲れしない。躍動感のあるクラシック。

試聴機 B&W 805 D4

まとめ
前回試聴した802D4を「やや硬質で密度感のある音像を描き、一音一音が、繊細な表現で、低音は、量感があふれ、すべてが生々しく感じた。スピーカーの表現に、歪感とS/N比が改善されたとの表現があるかどうか分からないが、密度が高く、程よい厚みのある声や楽器の音像が、静かな背景の中に浮かびあがる。色彩感、情緒性、躍動感、分離性、定位、立体感等が自然な形で表現される」と評価した。今回の805D4は方向性がやや違っていて、低音がたっぷりと響き、躍動感に富み、しかも、各々の音が高分解で明るく艶やかな美音に仕上がっている。聴きやすく、若々しい印象である。スピーカーが作る演奏空間が広く、立体的で、リビングに置けば、生活空間を豊かに彩ってくれると思います。

試聴機 B&W 805 D4