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marantz
PM-12 OSE
プリメインアンプ
プレミアム3年保証

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marantz-PM-12 OSE
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marantz PM-12 OSE プリメインアンプ
標準価格:385,000円/税込み

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コンセプトは音質に特化したモデル 音質的クオリティを最小限のコストで最大限に達成
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プレミアム3年保証サービス
●PM-12 OSE はプレミアム3年保証サービス対象製品です。
※マランツ正規取扱店にてご購入の上、プレミアム3年保証サービスにお申し込みいただいた対象製品について、通常はご購入日から1年間の無償保証期間を3年間に延長いたします。

【主な特徴】
12シリーズは、新世代のフラッグシップモデルである 10シリーズのコアテクノロジー「ディスクリート DAC(Marantz Musical Mastering)」および「電流帰還型プリアンプ+スイッチング・パワーアンプ構成」を継承しながら、10シリーズの半額の30万円という価格を実現するという使命を帯びて誕生しました。
一方で、製品ラインアップにおける役割や価格帯という制約から解き放たれ、「12シリーズというプラットフォームに秘められた潜在能力を限界まで引き出したい」という欲求は企画・開発チームの中に強く残っており、スペシャルモデルの検討が開始されました。外装については10シリーズと同様に、銅メッキシャーシ、5mm厚のアルミトップカバー、アルミ無垢材から削り出されたインシュレーターを採用。これらはコストに大きく影響するパーツではありますが、音質面のメリットも非常に大きなものがあります。他方アナログオーディオ回路のチューニングとしては、12シリーズの音質傾向を変えることなくクオリティをアップさせるために敢えてコンデンサーの変更は行わず、抵抗をグレードの高い金属皮膜抵抗に置き換えることで、S/N 感の向上とより広い音場空間の再現を可能にしました。
12 OSEシリーズは、オーディオと音楽への造詣が深いユーザーが多く、世界でも有数のプレミアム Hi-Fiオーディオマーケットである日本市場向けの専用モデルです。ベースモデルである12シリーズの宿す潜在能力を余すところなく引き出すことにより、さらに高められた音楽性をぜひお確かめください。

【主な仕様】

●定格出力:200 W + 200 W(4 Ω、1 kHz、T.H.D. 0.1 %) 100 W + 100 W(8 Ω、1 kHz、T.H.D. 0.05 %)
●全高調波歪率:0.005 %(100 W、8 Ω、1 kHz)
●周波数特性:5 Hz - 50 kHz (±3 dB、CD、1 W、8 Ω)
●ダンピングファクター:500(8 Ω、20 Hz – 20 kHz)
●入力感度/入力インピーダンス:PHONO(MC)250μV / 100 Ω、PHONO(MM)2.3 mV / 39 kΩ、CD / LINE 220 mV / 13 kΩ、POWER AMP IN 1.1 V / 13 kΩ
●PHONO最大許容入力:MC 8 mV(1 kHz)、MM 80 mV(1 kHz)
●RIAA偏差:±0.5 dB(20 Hz – 20 kHz)
●S/N比(IHF Aネットワーク、8Ω):PHONO(MC)75 dB(0.5 mV入力)、PHONO(MM)88 dB(5 mV入力)、CD / LINE 107 dB(定格出力)
●音声入力端子:アンバランス × 5、PHONO × 1、POWER AMP IN × 1
●音声出力端子:RECアウト × 2、ヘッドホン × 1
●その他入出力端子:マランツリモートバス(RC-5)入出力 × 1、F.C.B.S.入出力 × 1
●消費電力:130 W
●待機電力:0.2 W
●最大外形寸法:W440 x H127 x D453 mm
●質量:15.7 kg
●付属品:取扱説明書、リモコン(RC005PMSA)、ショートプラグ × 2(PHONO)、単4形乾電池 × 2、電源コード

【marantz PM-12 OSEをもっと詳しく】

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マランツ最新機種PM-12OSEとSA-12OSE・デノン定番人気のPMA-SX11とDCD-SX11この2パターンの組合せで小型スピーカーを鳴らしてみた

D&MホールディングスはDENONとmarantzを傘下に持つ持株会社であり、それぞれの会社の運営は各会社のリーダーに任せ、長い歴史を持つDENONとmarantzの伝統と格式を失わない様に配慮した運営をしている。このmarantzから2020年2月末日、プリメインアンプPM-12 OSEとCDプレーヤーSA-12 OSEが発売された。10シリーズの音質はそのままに価格を60万から30万円台にコストダウンしたと言う触れ込みの製品である。この製品作りには、marantzの若手技術者がかかわっているらしく、どのような斬新なアイデアで成果を出していったのか興味津々で試聴し、同時にこの店の売れ筋であるDENONプリメインアンプPMA-SX11とCDプレーヤーDCD-SX11も合わせ、幾多の消費者の選択にかなう音作りがどのようなものか試聴してみた。 最初に確認のため、PMCの2wayモニタースピーカー「twenty5・22」で試聴してみたところmarantzの音色は上品で格調高く大人の色気の様な雰囲気を感ずるが、力強さも兼ね備える。DENONの音色は、音像が作る空間が広く、やや音が太いがエネルギー感に溢れ躍動感を感ずるものだった。このあと、KEFの「R3」DYNAUDIOの「Evoke 10」JBLの「4312G 」も揃えて聴いてみた。

SA-12OSEとPM-12 OSE試聴レビュー

ー 機器特色 -

●marantz CDプレーヤー「SA-12 OSE 」 銅メッキシャーシ、5mm厚のアルミトップカバー、アルミ無垢材のインシュレーター、金属皮膜抵抗、オリジナルDAC、超低位相雑音クロック等を採用。
●marantz プリメインアンプ「PM-12 OSE」  銅メッキシャーシ、5mm厚のアルミトップカバー、アルミ無垢材のインシュレーター、金属皮膜抵抗、カップリングコンデンサーの排除、プリアンプ専用電源、HYPER スイッチングパワーアンプモジュール「NC500」、電子制御ボリューム等を採用している。
●DENON  CDプレーヤー「DCD-SX11」  アナログ波形再技術のAL32プロセッサーを採用、DACをマスターとしてクロック制御、回転部分や電源トランスの振動を、設置場所の工夫により鋳鉄製フィットに逃がす。
●DENON  プリメインアンプ「PMA-SX11」  UHC-MOS シングルプッシュプル回路。アンプは入力信号を、電源から供給される電流にコピーするので、出力段と電圧増幅段をトランスの巻線段階から分離した。大型アナログ式ボリューム採用。振動発生源を鋳鉄製フィット近くに配置し振動を逃がす。

ー 試聴ソフト -

平原綾香「明日」 / ロバータガンバリーニ「イージートゥラブ」 / カウントベイシー「カンサスシティ セブン」 / ユンディ「ショパンノクターン」 / ヒラリーハーン「チャイコフスキー バイオリン協奏曲」

平原綾香試聴ソフト

- 試聴 -

CDプレーヤー、プリアンプの音色傾向が違うため、モニター系スピーカーPMCで基礎性能を確認後、それぞれに相応しいと思われるスピーカーで試聴した。

■マランツSA-12 OSE・PM-12 OSEとPMCのスピーカーTWENTY 5.22
①「平原綾香」 音が明瞭で力強さがある。低音の再生能力が高い印象をうけるが、優しさは影をひそめる。
②「ロバータガンバリーニ」 声の締まり方、定位良好。ボーカルの浮き上がり方とバックのリズムセクションの調和感が自然。躍動感あり。
③「カウントベイシー」 一音一音が明瞭で、ピアノの高域の透明感や、ベース、サックスの音もクッキリハッキリ表現する。でも、マランツの特徴的な聴きやすさはある。
④「ユンディ」 音が奥深く、綺麗な音。低音から高音までバランス良好。クラシックの雰囲気を濃厚に表す。
⑤「ヒラリーハーン」 オーケストラの各パートが明瞭、バイオリンも明瞭に響く。解像力が高く、オーケストラの実存感や演奏が生々しく、ライブ会場の雰囲気が良く出ている。

PMCのスピーカーTWENTY 5.22試聴レビュー

marantzにはモニター調より、しっとりと落ち着いた雰囲気をもつスピーカーに相性が良いと思い、KEF R3とディナウディオ EVOKE10を選定し試聴した。

■マランツSA-12 OSE・PM-12 OSEとKEFのスピーカーR3
①「平原綾香」 しっとりと落ち着いた雰囲気。レンジ感広く、低音がたっぷり出る。音が明瞭でくっきりしている。包み込まれる様な雰囲気。優しい世界だが曖昧では無い。
②「ロバータ ガンバリニーニ」 背景が静かで上品な優雅さを感じる。エネルギー感や躍動感も過不足なく感じ、乗りの良さも良く出る。各パートの分離良い。ちょっとだけ優しく耳に心地よい。
③「カウントベイシー」 各パートの分離良く、ピアノが艶やかで響き良好。テナーサックスの質感も良く、トランペットも生き生きとなる。大音量、低音量でも破綻しない。相当、細部の表現が優れていると思われる。
④「ユンディ」 ピアノが艶やかで、立体感、奥行き感を感じる。CDに記録された信号をそのまま出してくる印象。音の強弱を過不足なく表現する。
⑤「ヒラリーハーン」 オーケストラの存在感が良く出ていて、それに調和したバイオリンが浮き上がる。バイオリンの繊細さ、艶やかさが良く出る。しかも、優しく艶っぽい。ジャズにもクラシックにも良く、小音量でも大音量でも楽しめる組み合わせ。

KEFのスピーカーR3

■マランツSA-12 OSE・PM-12 OSEとDYNAUDIOのスピーカーEVOKE 10
①「平原綾香」 音が鮮明になり、硬質さを感じる。歌があっさりしている。
②「ロバータ ガンバリニーニ」 ジャズボーカルの躍動感良く出る。ライブ会場の空気感を感ずる。金属質で硬い響き。ピアノは生々しい。
③「カウントベイシー」 各パートの音は明瞭に出て、低音は締まって重厚な感じ。テナーやトランペットは生々しい。硬質でクールだが、全体的におとなしめになる様。
④「ユンディ」 ピアノの透明感良く出る。演奏の力強さを感じる。落ち着きがあり、艶やかさもある。
⑤「ヒラリーハーン」 バイオリンの音が鮮明、指使いが良くわかる。クールな響きで、小音量で聴くのに適している様だ。KEFに比べてスケール感は少ない。バイオリンの演奏は鮮明だが、オーケストラを含めてきゅうくつ感を感じる。上級機種を試しに聞いたが、同じ音色でレンジが広く、ゆとり感は出る。

DYNAUDIOのスピーカーEVOKE 10

■デノンDCD-SX11・PMA-SX11とPMC のスピーカーTWENTY 5.22
①「平原綾香」 音は若干太いが、鮮明感はある。どっしりとして、低音と高音のバランス良好。背景が自然でボーカルがスーと浮かび上がる。音場は広く、空間的広がりがある。
②「ロバータ ガンバリニーニ」 リズムセクションの中に、声が空間に浮かび上がる。繊細な音の再現性良好。躍動感あり、迫力もある。
③「カウントベイシー」 スケール感や、躍動感を感じる。一音一音明瞭で、ピアノやテナーの実在感ある。
④「ユンディ」 演奏のスケールを感じ、クラシックの重厚さを感じる。包容力を感じる。
⑤「ヒラリーハーン」 演奏会場のスケールを感じる。バイオリンの浮かび上がりが自然。繊細な表現も十分感じる。

PMC のスピーカーTWENTY 5.22

■デノンDCD-SX11・PMA-SX11とJBLのスピーカー 4312G
①「平原綾香」 JBLが生き生きと鳴る。ボーカルと背景のバランスが良い。繊細感もあり、一般的に受け入れやすい表現。楽器の余韻や歌も自然に感じる。
②「ロバータ ガンバリニーニ」 スピーカーの作る空間が広く、奥行きも出る。DENONとJBLは好相性と思う。音に躍動感があり、表現も繊細で、各パートが明瞭で、ボーカルの溶け込み方が良好。
③「カウントベイシー」 音にゆとりがある。低音がしっかり出ている。一音一音が明瞭。出てくる音が全体に調和して自然。テナーも実存感がある。
④「ユンディ」 ピアノの響きは良好。音域バランス良好。
⑤「ヒラリーハーン」 演奏会場の存在感が自然。JBL4312Gはジャズ専用のスピーカーではない。バイオリンは繊細に響き、演奏会場と自然に溶け込む。低域表現も十分ある。

JBLのスピーカー 4312G

ー まとめ -

marantz SA-12 OSE+PM-12 OSEは、音像の描き方が明瞭で演奏空間が調和していて、さらに低音や高音のバランスも良くS/N比が高いとの基礎的性能は十分持っている。その音を上品で、落ち着いた大人の色気の様な雰囲気で色付けしてある。この雰囲気を生かすために、KEFの スピーカーR3が相応しく感じた。優しく聴きやすいが、力強くもあり、決してなよなよしい雰囲気ではない。またスピーカーがつくる空間に浸れるような抱擁力を感じ、あらゆるジャンルの音楽がmarantz色に染められる。今どきの女優さんで言えば、井川遥さんを連想し「ウィースキーがお好きでしょ~」と言われ、売り上げが3倍になってしまったと言うほどの魅力を持っている。 DENON DCD-SX11+PMA-SX11は、伝統の若干の音の太さと、明瞭な音像と、低音から高音までのバランスの良さ、またスピーカーが作り出す空間が広く、スケールが大きい。この雰囲気を生かすために、JBL のスピーカー4312Gが相応しく感じた。30cmスピーカーが生む低音とデノンシステムが生む空間が、躍動感溢れジャズソースにはふさわしいが、さりとてクラシックに不向きというわけではない。音に色付けは少ないように思えるが、あらゆるジャンルを楽しく聴かせるシステムだ。この組み合わせも、スピーカーが作る空間に浸れるような包容力を持った音である。

SA-12OSEとPM-12 OSE試聴レビュー

※掲載内容は個人の印象であって、全てを保障するものでは有りません

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